赤城神社〜新婦へのサプライズ〜 | 【ブライダル司会者が語る】~結婚からはじまる家族の物語~

赤城神社〜新婦へのサプライズ〜

「こんとも」こと近藤ともこです
優しい陽ざしの中 この記事を書いています


わたくし事ながら
昨日は誕生日をむかえることができました
ありがとうございます



健康で
いい仲間に囲まれて仕事ができ
ゆったりと暮らせる住居があり
こうして想いを綴る場所があるという
とても恵まれた状態でむかえることができた誕生日


こころ穏やかに
これまでのこと
これからのことに
思考をめぐらせた一日でした





お誕生日の過ごし方は人それぞれ
御祝いの仕方も人それぞれです


先日の赤城神社でのご会食の席では
こんな出来事がありました



~回想~


夕方、暮れてゆく境内を眺めながら
神社での仕事を終えようとしていた私に
一本の電話が入りました


こんとも「はい、こんともです」
新郎「こんばんは、●●です。ちょっとお願いしたいことがあって電話しました」
こんとも「お!どのような御用件で・・・・・?」


『挙式当日が彼女の誕生日にあたるので、なにかやってあげたい』

というご相談でした。

私たちはしばらく電話での秘密会議をすすめ
あることを決めました



~回想 おしまい~




そして当日
用意されたのがこちらです


photo:02








ホワイトチョコに「Happy Birthday」の文字

シェフに「誕生日のお祝いのためプレートを作ってほしい」と依頼したところ
ハートにしてくれました

ただ「プレートに文字を」を言っただけなのにです
・・・・・素敵過ぎる、シェフ♪


会食中
ケーキ入刀の場面を迎えた時
ワゴンに乗せられたケーキが入場してきました


そして、ウエディングケーキが新郎新婦の前に到着
そこでこんとも、マイクを新郎に向けました


こんとも「●●さん、今日は結婚式の日というだけでなく、もうひとつ嬉しいことがありますね??」


マイクを向ける、というのは打ち合わせにない
こんともから新郎へのサプライズです

●●さんは、最初「えっ?!」という表情でしたが、すぐに意味を汲み取ってくださり

新郎「そうなんで、実は今日は、彼女の誕生日です」


そこで、新郎にそっと差し出される「ハートのプレート」
新郎の手で、ウエディングケーキにハートのメッセージプレートが差し込まれると
ウエディングケーキはバースディケーキに早変わりしました


そこで、ゲスト皆さんと一緒に「お誕生日おめでとーーーー」と大きな声で言いました
盛大な拍手と、口々に発せられる「おめでとう」「おめでとう」という言葉


普段は無口なご新郎が用意した
サプライズの演出に
涙を浮かべていた花嫁は
幸せが全身からあふれているようで
とても美しかったです




そのケーキは
デザートの時にふるまわれました

もちろん、花嫁の分は特別ですキラキラ



photo:01





「ささやかでも、なんか彼女の記憶に残ることをしてあげたい」
その想いで私にこっそり電話をくださった●●さん
花嫁の喜ぶ顔を想像して、動かずにはいられなかったのだと思います


このおふたりならきっとずっと仲良くやっていける


そう確信した会食のお席でした




誕生日はその人にとって嬉しい日
でも
その人を囲む、まわりのひと達にとっても
大切な日なんだなぁ
これからも
毎年の誕生日を
笑顔に満ちて過ごしてもらいたい



そう思いました




こんな風に
記念日に同席させていただける私はしあわせ者です



最高の裏方
縁の下の力持ちになれるよう
日々精進します





今日も読んでいただき
ありがとうございます


あなたに
幸せがふりそそぎますように




またお会いしましょう(^v^)