きょうは、観測史上2番目に早く、
九州南部が梅雨入りしました。
一番早いのは5月1日ですが、
記録的に早い梅雨入りで、
おそらく「梅雨入りの発表」でしたら、
観測史上1位の速さだと思います。
というのも、
皆さん梅雨入りの発表というのは、
毎年ニュースなどで見ると思いますが、
その発表された日が、
後日梅雨入りの日として
残っているというわけではありません。
実は、梅雨入りの発表後、
梅雨明けして、
真夏が来て、
夏が終わる9月になってから、
梅雨入りの日というのは
再検討するんです。
また、梅雨入りの発表で
以前から言われているのは、
週間予報が出るのは7日間、
ですので、平年日の1週間前より前には、
発表されないといわれていました。
ですので、
5月1日の梅雨入りは1956年の記録で、
今と同じように梅雨入りの発表が
あったかどうかもわかりませんが、
おそらく、梅雨入りの発表としては、
観測史上1番の早さかと思います。
そして、
この記録的に早い梅雨入りの発表には、
梅雨入りの本来の意味が
重要視されてきたということだと
思います。
あまり言われていませんが、
梅雨入り
→雨に注意が必要な季節ですよ
梅雨明け
→暑さに注意が必要な季節ですよ
という意味があります。
つまり、梅雨入りを発表ということは、
大雨に注意・警戒が必要な季節に
変わりましたよということです。
実際に、今週末から来週にかけては、
九州南部だけでなく、
日本海側の地方でも、
大雨の恐れが出てきますので、
最新の気象情報を
確認するようにしてください。
日本テレビスッキリ出演
お天気キャスター(気象予報士)
MC会社代表 松並健治