ここ数日で、

中国で10年に一度の黄砂という記事、

結構見たと思います。

 

 

そんな季節になってきましたね。

そんな季節と言ったのは、

黄砂は春の使者といわれるからです。

 

黄砂の月別の観測日数を見ると

(気象庁HP)

3月・4月・5月に集中しています。

 

何故春の使者かというと、

冬の間は雪があったり、

夏は草が生えたりしますが、

春はその間で、地面が乾き、

砂埃が起こりやすいということ。

 

さらに、黄砂の発生源の中国大陸に、

低気圧が発生することが

多くなるからです。

(気象庁HP 黄砂の解説図)

この上空の強い風に乗って、

黄砂は日本へやってきます。

 

気象庁の黄砂の予想を見ると、

(気象庁黄砂予報 きょう12時)

西日本を中心に

飛んできているようですが、

それほど深刻なものではなさそうです。

(気象庁の黄砂の観測ページに不具合が起きているため確認できませんが、

 予測を見ると、それほど濃い黄砂ではなさそうです)

 

 

黄砂の視程と影響を見ると

(気象庁HPより)

日本では、

車や洗濯物への付着が目立つ

という程度で、

交通機関への影響と言うまでの

濃い黄砂はほとんどありません。

 

ただ、薄い黄砂でも、

花粉症の症状が悪化したり、

呼吸器系の病気の症状が悪化したり、

テレビ出演時のメイクなどをして下さるメイクさんの一人は、

黄砂が来ると鼻水とともに、

鼻血が出るなどと

言っている方もいます。

 

 

なんだか怖くなってしまいますが、

対策ができないわけではありません。

それはこの黄砂が、

急にはやってくることはないからです。

 

日本に深刻なレベルの黄砂が

やってくるときは、

発生原因の中国大陸で

必ず何か起こりますので、

今回のようなニュースが入るはずです。

 

 

それを見た後、

気象庁のHPで

簡単に黄砂の予測を見ることが

できます。


 

特に西日本の皆さん、

花粉症、

呼吸危険の病気をお持ちの方などは、

この黄砂の予測を

うまく活用して下さい。

 

砂漠化が広がっているというニュースがありますので、

今後は、黄砂がより濃くなったり、

日数が増えてしまう可能性も

あると思いますので、

日本でも注意が必要ですね。

 

 

きょうも読んでいただき、

ありがとうございます。

 

 

日本テレビスッキリ出演

お天気キャスター(気象予報士)

MC会社代表 松並健治