といわけで前記事に続き制作会社から見積もりを取る際に参考にして頂きたいことを並べてみましたので、ご参考下さい。


①ホームーページ制作時の「契約形態」と「お支払い期間」をしっかり把握しましょう。


⇒ホームページ制作費と言うと、最初にホームページを作って、サーバーへ設置するまでとお考えの方も多いと思います。

しかし、ホームページを作ると言うことは、作成後の運用についても考えなければならないものです。

例えば新しいサービスを始めたり、新商品を紹介しようとするとホームページを更新することになります。


そうした際は、制作会社に変更の依頼をしなければなりません。

更に、レンタルサーバーでの運用を考えると、レンタルサーバーの利用費も別途掛かることにもなります。


一般的にこうした月額の費用はホームページを制作した会社が請け負うことが多いのですが、こうした特性を逆手に取って、初期の制作費を大幅に安くし(中には無料と言う会社もある程です)、月額で利益をあげようと言う会社も最近は多く見かけます。


初回のお支払いをなるべく抑えたいという場合には、この方法も良いと思うのですが、問題は「支払い期間」と「契約形態」を知らずに契約してしまった場合です。


中には、制作されたページを他のサーバーに移転しようと言うときになって、実は契約がローンのような形になっていている
ケースや、はじめからレンタルしたような契約になっているケースがあるなど、年々トラブルも増加しています。


以前問題になった携帯電話を分割払いにすると、最初に買い取りする方より、長く使えば使うほどほど割高になるしくみを思い出して頂ければ分かりやすかと思います。


そう言った場合、ローンの支払いが終わるまでホームページの所有権は制作会社が持つことがほとんどです。


ある企業様では5年間ものリース契約を結び、制約がある為、リニューアルも出来ず、しぶしぶそこの制作会社を使い続けるしか無いという状況に陥っていると言うお話も聞いています。


一般的なリニューアル期間は2・3年に1回と言われています。それ以上の期間が過ぎてしまうと、デザインや、機能が劣るホームページになってしまい、ホームページの効果が落ちてしまうと言われているからです。

携帯電話の型落ちみたいなものですね。


効果の出ないホームページでは、意味をもちません。

一昔前の「ホームページは看板みたいなもので、あることに意味がある」時代は終わったのです。

こうした失敗をしないために、「支払い期間」がいつまで続くのか、「契約形態」はどう言った形態であるのかをシッカリ把握することが大事です。


特に「支払い期間」に縛りがある場合、いつまで支払い続けなければならないのか、所有権はいつ移るのか等をしっかりと確認し、トータルコストで制作会社を比較するこが賢明です。


②デザイン費はいくらか?
⇒ホームページのデザイン費についての内訳がしっかり記載されているかをご確認下さい。
トップページのデザイン費と、コンテンツトップのデザイン費更には、同じ構図での下層ページのデザイン費では、それぞれ
料金が違います。


③コーディング費はいくらか?
→コーディングとは、ホームページをブライザ上で表示する為の作業です。
しかし、このコーディング作業も、企業によって作業内容が違いがあります。
しっかりとしたコーディングがされていないと、検索エンジンに拾ってもらい難くなってしまったり、ブラウザによっては、
ちゃんと見れない等、問題が発生してしまいます。

検索エンジンへの対策については、SEO対策費として、別枠で請求をする制作会社もありますので、コーディング作業内容にSEO対策費が含まれているかどうかの確認も必要になります。

またコーディング費もトップページと、コンテンツトップ・下層ページでは、作業費も変わりますので、この点もチェックが必要になるでしょう。

また数種類あるブラウザのバージョンはどこまでフォローしてもらえるのも重要です。


④問い合わせフォームなどのシステム内容についても確認をしましょう!
⇒一口に問い合わせフォームと言っても様々です。
お問合せをしてくれたお客様に対し、自動的に返信をする機能が付いているものや、入力時のエラーがあるとシッカリと指摘
してくれるもの。
また、弊社のシステムもそうですが、管理画面上でお客様を管理できるシステムが付いているもの等、システムにもグレード
があります。

フォームのシステムについてよくご理解頂き、各社に希望も踏まえご確認いただければと思います。


⑤制作期間はどれ位か?
⇒制作会社の原価は、基本的に人件費です。
制作期間が短ければ短いほど、多くの人に作業内容を分担しなければ、とても作業が終わりません。


逆に制作期間が長ければ、ある程度ボリュームがあっても、計画的に人員を配置することが出来ます。


ここで何が言いたいかというと、人を多く使えば使うほど、見積り金額は高くなります。
ですので、極端に制作費がお安い企業の場合、制作期間が長いケースもありますので、注意が必要です。


⑥CMSの利用はあるのか?
ホームページの専門知識が無くとも、ブログ感覚でホームページを更新できるシステムがCMSです。
つまりユーザーから閲覧できる表側のホームページとは別に、企業側で運営する際にログインする管理画面機能も持ったホームページをCMSと言います。


CMSはとても便利なツールではあるのですが、その種類は豊富です。(ブログ型・凡庸型・WIKI型・SNS型など)

どのような種類のCMSであるのか、確認は必要です。

企業側で作りたいホームページに必要なCMSがどういった機能を必要とするかを見据え、それにあったCMSを選ぶべきなのです。


また、CMSを設置する際に掛かる費用として、ライセンス費設置費・カスタマイズ費があります。

最近では、オープンソースというライセンス費が無料のCMSが目立ちますが、あくまでも無料なのは「ライセンス費」だけ
で、設置費・カスタマイズ費を考えると、オリジナルのCMSの方が安いと言う事もよくある話です。


企業が何らかのCMSの提案をしてきた場合は、それがどのようなCMSであるのか、カスタマイズの必要はあるのか、ライセンス費が掛かるのかは、しっかりと聞いた方が良いでしょう。




以上見積もりを取り寄せる際に知っておいたほうがよい知識をお伝え致しましたが、各社それぞれに当てはめると

まだまだ気をつけた方がいい点はありますが、何かご質問がございましたら直接メッセージなどで頂ければと思います。

ご質問はこちらまで(ウェディング以外のサイトについてでもかまいませんニコニコ


http://www.wedding-coder.jp/form/