自社HP(公式サイト)の活用に当たっては大きな問題が幾つか残っている。
社内で自社HPを運営したり、リニューアルしようとする際には、
専門的なスキルを持ったスタッフを雇わなくてはならない
のが一般的だ。
そうしたスタッフを雇うのは、費用面でも待遇面でも難しい
所が多いであろう。
また仮にそうした専門スタッフを雇うことが出来ない場合は、
HP制作会社などに外注
をしなければならなくなってしまう。
そうなると、更新費は更にアップ
をして行く。
こうした「人・金・時間」を要する自社HPは、必然的に棚晒しになってしまう傾向が強い。
そして一度ホームーページの更新・運営を棚晒しになってしまうと、
こうした問題を解決するのは容易ではなくなり、ただ、
存在するだけのホームページ
になってしまうことが多いのでは無いだろうか。
その一方で、自社サイトの重要性は分かっていても、
どこを改善して良いかわからない
と言った会場や、
分かった気になって
ユーザーのひんしゅくを買っているサイト
が多いのもブライダルサイトの特徴だ。
例えば、ブライダル業界では全面フラッシュを利用した会場が少なくない。
こうしたフラッシュを多用したサイトは表示されるまでに時間
がかかり、はじめて
訪れたユーザーであっても途中で離脱
してしまうことが多い。
ましてや2度3度訪れるユーザー
にとっては、
表示されるまでの時間が長ければ
長いほど、苦痛しか感じられなくなってしまう
と言ったデータがあるほどだ。
更にブロード回線の状況によっては、フラッシュページが中々表示されない地域もあると
言うことを忘れてはならない。
こうした状況は、Googleアナリティクスをはじめとしたログ解析ツール
を使用することで
見て取ることが可能だ。
しかしながら、ログ解析ツールを使用していない会場も数多く存在するのが現状であり、
ツールを利用していても使い方が分からなかったり
、
こうした事実すら見えていないことは、
会場に取って大きな問題
となっている可能性がありそうだ。
(続く・・)
ウェディングコーダー
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