僕は特別な「なにか」に守られてる気がするんだ。


小学校一年生の時、ドラクエを初めてプレイした時だ。

主人公がルーラという魔法を覚えた。
ルーラとは一瞬にして一度訪ねた街やお城へひとっ飛びできる魔法。

もう嬉しくて興奮しちゃってね。
ゲームしてる僕自身もルーラを覚えちゃったと勘違いしたんだよ。当時は。

勢いに任せて近所にある桟橋から飛び降りたのよ。

当然飛べるはずもなく、僕は重力に引っ張られ顔面を強打した。

必死にホイミを唱えたけど無駄だったよ。
額に四針縫う大怪我を負った。

でもね、よく生きてたと想うよ。
余裕でマンションの5階くらいの高さはあったからね。
地面はコンクリートだし。

こーゆー体験はこれだけじゃない。

ブランコで顎がぱっくり割れたり

冷水を胸にかけたら心肺停止したり

ハサミがギリギリまぶたの上に刺さったりと
書ききれないや。


特別な「なにか」さんのお陰で僕の顔面は計七針だけで済んでるんだ。

だから僕は日頃から感謝を忘れない。
よく神社に参拝しにいくよ。

僕たちは生かされてるんだよ。
感謝しなきゃね。