「おい洋一!副担…メッチャ可愛かったな!」

んぁぁ?

「おい洋一?」

……クソ…
夢か…。

正夢になるといいな。

「んだよお前、寝てたのか!?」

寝起きの耳に障る声だ。

てか瞳と同じクラスになったんだ。

「どうせ可愛いっつったって女から見た可愛いだろ?ブサイクに決まってる。」

「周りを見てみろよ。」

お望み通り、周りを見渡した。

なるほど。
男子生徒がいない。

「マジで可愛いんだって!洋一も見てきなよ!」

「遠慮する。」

革ジャンを羽織り、カバンを肩にかけた。

「帰るのか?」

「あぁ。今日はHRだけだろ?だから帰る。」

「ちょっと待てよ!わたしも帰る!」