「ふぅ…」

校長は呆れの混じったため息を吐いた。

「熊田くん…授業が始まるから教室に戻りなさい…。」

結局俺らは口を割らなかった。

当然だ。
俺の身に何が起きても構わない。
たださきだけは…。



「よう熊田。」

校長室を出ると中川がいた。

「中川…お前なんで…?」

「熊田、小野先生と付き合ってんだって?」

壁に凭れ、ダルそうに聞く。

「…関係ないだろ…。」

俺はその場から立ち去ろうとした。

「関係なくねぇよ…」

怨めしそうな声と共に、何か冷たいものが首に巻きついた。

「!?」

中川は俺を絞め上げる。

「小野先生は俺のモノだ…小野先生は俺のモノだ…」

「っっっ………!!!」

シャレにならん。
マジで苦しい。
てか酸欠でめっちゃ頭いてぇ。

「前に言ったろ?小野先生の彼氏を絞殺してぇって…。」

「………っっっ」

言ったっけ…?
つかできれば斬殺が良かった。
絞殺キツいわ…。

「熊田死ね…熊田死ね…」

ググ……

ゴキッ!


首の骨いったなこれ

「死ね…死ね…」