明日は他人の私へ。

 

アンリミで読み放題だったんです。

そうでなかったら、

まあ読まなかったかもしれない。

 

タイトルから、

こういうアレかなーって

見当をつけてたんです。

AKY(あえて・空気・読まない)系の可愛い子が

会社のあれこれを

空気読まないおとぼけぶりで

引っ掻き回し

ちょっとクスッて

笑えるやつかなー

くらいに思ったんです。

 

でもまあ

ここんとこずっとくたびれてるから

頭使わない、

軽く読めてちょっと笑えるのが

無料ならいっか、

という感じで読んだ。

 

 

 

 

  自己啓発本だ! いや、ライフハックだ!

2巻までアンリミで読み放題、

3〜5巻は、

もうやめられないとまらないで

購入しましたとも。

途中、ズビズビ涙ぐみながら。

 

いやあ、

なんだろうな。

 

キレイになりたい!

という感覚は

だいぶ前に諦めたし

これを読んでもやっぱり

そうは思ったりしないのだけど。

 

キレイであろうとするのは

生き様なんだな。

 

 

生きづらさを

生き抜くための

キラキラしたなにかを

受け取った心地がするのです。

 

  

  軽率に真似してみたくなるも。

 こういうのを読んだあとの

私のド定番として

たいへん軽率に真似をしたくなる。

 

けども。

脳内でシミュレーションしてて

なんとなく分かった。

 

白川さんは独身。

彼女をとりまくひとたちも独身。

 

自分以外にお世話しなくてはいけない

子どもとか親とか

そういうのがいない。

(この際、夫という生き物は

 自分で自分の世話くらいできる生き物

 というカテゴリーにいれさせてください)

 

独身と、そうでないのと

なにが違うって

自分のためだけに使える時間の差。

 

帰宅してすぐ家事。

 

やってもやっても

あふれてくる

子どもたちからの要求。

 

ママー、

このプリントって

親のサインがいるから書いて!

今すぐ!

とか。

 

慌てて書きながら

締切や、なんのためのサインかに目を通すと

締切は来週末だったり

「希望者は提出」で

 

これ希望するの?

と聞けば

え? なにが? 知らない。

と返ってくる。

しょうがないと読んで聞かせれば、

えー、希望しないよー。

 

じゃあ 

いらねえじゃねえか……。

小さーく、

希望するひとだけ提出って

書いてるもん……。

 

そう伝えても、

先生が出せって言うかもしれない!

いいから書いて!

とか。

 

わかるよ。

希望する人は提出してーって

先生が言うのを

「提出してー」

のとこしか聞いてないのよね。

わかるよ。

 

そんなバトルとは無縁のライフハックを

そのまんま真似するには

圧倒的に時間が足りない。

 

無理だ、

と諦めたくなるけれど

こんなに共感する

女性向けライフハックなんて

私ははじめて読んだので

ちょっとでも真似したくって

とりあえず

ビタミン濃度濃いめの目薬を買って

携帯ピルケースに追加してみたのでした。

 

ではまたいずれ。

ごきげんようごきげんよう。 

 

この空しい人生の日々に
わたしはすべてを見極めた。善人がその善のゆえに滅びることもあり
悪人がその悪のゆえに長らえることもある。
善人すぎるな、賢すぎるな
どうして滅びてよかろう。
悪事をすごすな、愚かすぎるな
どうして時も来ないのに死んでよかろう。

(『コヘレトの言葉』第7章第15〜17節)