明日は他人の私へ。

 

去年の息子のホワイトデーは

どうしてたっけ?

と確認したらば、

昔読んだSF小説の、

両親がなにか得体のしれない気味の悪い地球外生物に乗っ取られる話を

モラハラ夫の料理や使ったあとの風呂に虫が入ってる案件とからめて

なんか、妄想してエヘラエヘラしてました。

 

ええ、今年はね。

中学生の息子がもらったバレンタインデーのお返し、

買ってきてやンよとリクエストを確認したらば、

 

無意味か、マシュマロ

ですって。

 

どゆこと?

 

確認したらば、

マシュマロは、キライ! の意味。

キャンディーは、好き!

クッキーは、お友達(ドライな関係)

マカロンは、特別なひと、

などなど。

 

ホワイトデーが始まった頃には小学生で

それを目撃していた身としては

いやいやホワイトデーって

「白いものをお返しする」ってことで

マシュマロが定番じゃんよねえ?

と思ったりもしましたが。

そこはいまの子たちにあわせましょう。

 

クッキー、買ってきましたけども。

 

ちょうど良い値段、ちょうど良いあんばいのって

近所で買おうとすると選択肢が狭くなる。

というか、

去年と代り映えしなくなる。

 

結果、去年と同じものにしてしまいました。

 

いやこれが息子に不評。

 

去年もくれた子がいるから、

今年もこれかよって思われる!

とか。

大きすぎて渡すのが恥ずかしい!

とか。

チロルチョコ1個でいいじゃんとか言い出すしまつ。

 

いや、やめてくれ。

むかーし作って渡してた立場としては

トリュフって簡単で量作れるからばらまくのにちょうどいいよねって知ってても

一応はみんな手作りチョコだったわけだし。

親の見栄として、

小ぶりとはいえ

ちゃんとしたクッキーを一箱、送らせてくれ、頼む。

 

なんていっても無理強いはできませんから。

何箱かは、私と子ども達で食べることになるんだろうな。

それはそれで楽しみ。

 

来年の私、

同じものはダメだぞ。

ではまたいずれ。

ごきげんようごきげんよう。

 

   明日ありと思ふ心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは  親鸞