人を好きになる事に対して臆病で、自分が傷つかないように、いっつも魔人ブーの仮面を用意して本音を隠して愛する人がいなくなった時の準備をしながらじゃないと付き合えない。
今度は初めて、魔人ブーじゃない俺を信じて離れないでいてくれる人に出会えたのだと思ってた。
素直な俺で生きていけることに喜びを感じていた。
でもひとつだけ魔人ブーとして繕わなければいけないところがあった。自分でそれを認めたくなくて、素の俺でもその問題を気にしないくらい愛してるのだと言いきかせてたんだと思う。
でも結局は魔人ブーの力を借りて、繕った自分でないと誰もそばにはいてくれない。
そうなんだよ。みんな自分にとって都合のいい受け止め方をしてくれる魔人ブーじゃないと嫌なんだ。
やっぱ戻ろう。
やっぱもう一回魔人ブーの仮面を被って、みんなが好きでいてくれる俺でいよう。