私の仕事のテーマでもある「顧客」に関する本のコーナーができている。

「顧客満足」「顧客リレーション」「顧客感動」などなど、
テーマは様々、でも実はほぼ言っていることは同じじゃないか、と思えるような本が山のように陳列されていた。
目立つのはやはり「リッツ・カールトン本」であるが、
正直私はああいったサービスやビジネススタンスは立派だなあ、と思うのだけれど、
みんなができるか、といったらそうではなく、
ああいうのを表面だけ猿まねしても撃沈するんじゃないかなあと思う。
リッツ・カールトンに限らず、並んだ顧客本の表紙だけずらっと見ていると、
「お客様は神様です」という三波春夫の域から出ていないような気がする。
お客様が大事なのは、そりゃ当たり前のことなんだけど。
その中で、異彩を放つ本があったので、思わず買ってしまった。
会社経営

カルトになれ!~顧客を信者にする7つのルール~
ハーレーダビッドソン、スタートレック、アップル、リナックスなど、
「カルトブランド」を解説した翻訳本で、
見れば2005年に初版が出たっきり、売れなかったらしいが、そこそこ面白かった。
これから不況が厳しくなるにつれ、
「顧客」というテーマは、ますます注目されていくと思う。
「お客様事例」と「顧客」について、今考えをまとめているところなので、
もうしばらくしたら、ホームページに出したいと思っています。

今朝はロードバイクで皇居一周。半蔵門近くの風景。