こんにちは、なつみとです。


今日は「Webライターには語彙力は必要ない」という説について撤回したいと思います。

 

この説は私が昔からちょいちょい言っていることなんですが、最近の考えをシェアしたくて、改めてお話しします。


以前、私はWebライターには語彙力が必要ないと言っていました。

 

その理由は、多くのWebライターがSEOライターとして活動しているからです。

 

SEOライティングでは、読者が求めている情報をわかりやすく、簡潔に伝えることが求められます。SEOの読者は、何かを調べたい、知りたいという動機で検索しています。そのため、表現豊かな文章よりも、簡潔でわかりやすい文章が求められます。

本を読む場合はお金を払ってでも読みたいと思う人がいますが、Webの読者はすぐに知りたい情報を得たいというニーズが強いです。そのため、難しい言葉や複雑な表現は避け、簡単な言葉でわかりやすく伝えることが重要です。


最近、私はこの「語彙力は必要ない」という考えに少し疑問を持つようになりました。Webライターを目指す人や既にWebライターとして活動している人の中には、実は語彙力が乏しい人が多いということに気づいたのです。

 

わたしがこれまで考えていた「語彙力」というのは、純文学や詩を書くときのような、話し言葉では使わないような言葉をイメージしていました。

 

でも、最近思うのは、もっと前の段階、「最低限の語彙力が乏しい人も多い」ということ。

適切な言い換えができない、ニュアンスに合った表現が思いつかないということです。例えば、「簡単」という言葉を使う際にも、「易しい」や「簡便」といった言い換えができない、ということです。


では、どうすれば語彙力を身につけることができるのでしょうか?以下の方法を試してみてください。

Webライターを目指すのであれば、まずはWebの記事を膨大に読むことが大切です。様々なジャンルの記事を読むことで、自然と語彙力が身についてきます。

そして、興味深い記事や役立つ記事を写経してみましょう。写経とは、文章をそのまま書き写すことです。これにより、単語の使い方や文脈を理解しやすくなります。

それからやはり、たくさん書くことが語彙力を高める最も効果的な方法です。自分のブログや日記、SNSなどで意識的に文章を書いてみましょう。

今回は「Webライターには語彙力は必要ない」という説を撤回し、語彙力の重要性についてお話ししました。

 

Webライティングにおいても、適切な語彙力を持つことは読者にわかりやすく、効果的な文章を書くために必要です。語彙力を高めるために、たくさんの文章を読み、書き、写経することを心がけましょう。