こんにちは、なつみとです。今日のテーマは、時間管理に関するお話ですが、具体的にはタスクの作業化についてお伝えしたいと思います。

タスクの作業化とは、タスクを単なる予定としてではなく、具体的な作業として捉えることです。スケジュールを決める際に、単に「今日はこれをする」と予定を入れるのではなく、その予定を作業タスクとして明確に捉えることが重要です。

タスクを作業として捉えていない人が多いと感じます。

 

作業には、考える必要のある作業と考える必要のない作業の2種類があります。

例えば料理は、頭を使う作業の典型です。何を作るかを考える段階から、調理手順や買い物の計画、途中での対処など、様々なことを考える必要があります。わたしは料理が好きじゃないんですが、頭を使って疲れるから嫌なんです。

私は、タスクを「頭を使わないレベルにまで分解」するイメージを持っています。頭を使うタスクは、「頭を使うというタスク」にするのです。例えば、料理だったら「献立を考える」というタスクとして切り分けることができます。

このようにして、料理の場合は、料理の計画を立てる工程を切り離してしまえば、残りは本当にシンプルな作業になります。料理の手順や具材の準備、後片付けなど、頭を使わない手だけを動かす作業になるのです。

他にも、片付けも同様です。物が多くて片付かないと感じる人も多いと思いますが、これも考える工程を切り離していないからしんどいんだと私は考えています。片付けも、あらかじめ基準を決めてしまい、機械的に仕分けることができれば、やりやすくなります。

捨てる基準や残す基準を明確にし、それに従って仕分けると良いでしょう。この基準が明確であれば、作業がスムーズに進みます。例外が出てきた場合には、それを一時的に保留するボックスを用意するなどの対策も有効です。

このように、考える工程と作業の工程を分けて行うことで、どんな仕事や家事でもスムーズに行うことができると思います。意識してタスクを切り分けてみてください。そうすることで、時間管理がうまくいかない人も効果的な作業化を実践することで、タスクをスムーズにこなすことができるでしょう。