こんにちは、なつみとです。今日のテーマは感情のコントロールについてです。

感情のコントロールで言うと、よくアンガーマネジメントとかそういう話も出てきますが、「アンガーマネジメント」って勉強したことある人ってどれぐらいいるんですかね。

 

「6秒我慢したらその怒りは落ち着く」みたいな、そういう話がすごい一人歩きしちゃって、ちゃんと理解してる人って全然いないなって思うんですよ。

アンガーマネジメントってそういう話では全くなくって、怒るのは全然いいんですよね。コントロールすべきなのは感情に振り回されてする不適切な行動であって、例えばカッとなって人を殴るのはダメですよね。でも、怒りの感情を感じること自体は自然なことだし、その怒りを何らかの形で表現するのはしてもいいというか、むしろすべきだったりもするわけです。

例えば、すごい腹立つやつとかいるじゃないですか、変ないじり方してくるやつとか。キレて殴りかかったらダメですけど、普通に真顔で、「そういうの面白くないんでやめてください」って言うのは、むしろ言ったほうがいいじゃないですか。


でも私も昔は未熟だったので、若い頃は、感情ってコントロールできるものだと思ってなかったんですよね。

 

なので、感情をただひたすらに我慢するだけ、抑え込むだけ、抑圧するだけ、っていうのが、感情との付き合い方でした。

 

これは多分、私のその育ちとかそういうところと関係してる話で、カウンセリングに通うようになったりとか、そういう中で抑え込んではいけないものだったんだって気づいたりしたわけなんですけど。

抑え込んだ感情って結局、心の中で腐って化膿していくみたいなイメージなので、自分がどんどんどんどん傷ついていくわけですね。

 

私に限らず、割と30代40代でメンタルがやられてしまう人って、感情を適切な形で吐き出したり処理せずに溜め込んで、ある日限界が来てしまうみたいな、そういうのって多いなと思います。


それに、感情のコントロールができない人って他人にケアをさせるんですよね。

 

シンプルに、怒鳴ったりするようなタイプの人って、そうやって他人にケアを求めてるわけですけど、

 

我慢しちゃうタイプの人でもやっぱりイライラとかもやもやとか悲しいとか、そういう感情自体はあるわけなので、「私はこんなに頑張ってるのに、なんであの人はちゃんとしてくれないの」とか、そういう怒りに向かっていきますよね。

嫌味を言ったりするのも、感情を適切に処理できていない結果起こることで、私もそういうのがなかったかといえば、多分昔はあっただろうなと思います。

 

職場の後輩とか、自分より下の立場に嫌味を言うみたいなことで、結局それって自分の感情のコントロールが未熟で他人にケアをさせようとしてる状態だったなと思うんです。

 

年齢関係なく、そういう人っていますよね……。それって本当に良くないので、ちゃんと自分の感情のコントロール、適切な形で出す、というのを実践していってほしいです。

感情のコントロールが未熟な人は、1人で考えてても無理です。

 

まず、そういうセミナーとか勉強会とかもあると思うし、本も色々出てるし、

 

一番私はおすすめは、心理カウンセリングでしょうね。

 

ちゃんと公認心理士のちゃんとしたカウンセリングを受ける。

 

そもそもなぜその感情のコントロールが身についていないのかとか、そういうところを深掘っていたりする。

 

本来は感情のコントロールって、ちゃんと親とか身近な大人ができていれば、それを見て自然と学ぶはずなんですけど、

 

私みたいに身についてない人は子どもの時に学ぶ機会が極端に少なかった可能性があって、それは本人のせいじゃないんです。

 

でも、それを放置して他人にケアを強要する振る舞いを続けるのは自分の責任。なんとかしないと。

感情のコントロールって大人として生活していく上で絶対に必要だし、仕事でも、嫌な感情がでてくることはもちろんいっぱいありますし、そういう時に振り回されず、かといって他人にケアを押し付けずに、適切な形で感情を処理すること。

 

それが、幸せな生活に直結するのかなと思っています。