ライターが仕事を獲得しようとすると、何をすべきでしょうか?
定番は「ポートフォリオの作成」です。
定番というか、必須ですかね。
でも逆に、ポートフォリオしか作っていない人が多いな?って思うんです。
ポートフォリオは最低限の装備であって、それだけではお客さんは来ないです。
タイトルに「営業資料」とあるので身構える人も多そうですが、そんなすごいものが必要なわけではありません。
ただ、ポートフォリオ以外にも、たとえば「エレベーターピッチの台本」を作るのはどうでしょう。
エレベーターピッチとは、自分の仕事について30秒くらいで話すこと。
あなたがどんな記事を書けるのか、どれぐらい書けるのか、それを丁寧にヒアリングしてくれるのを待つのではなく、
知り合った人に対して、短時間で簡潔に話せるように準備しておくんです。
これも立派な営業資料です。
ほかにも、料金表を作ることもできますよね。
料金表を作るべきかどうかは意見が分かれるところで、クライアントに安心してもらえる一方で、仕事内容によって柔軟に料金を変えにくくなります。
なので作るべき、とは思わないですが、毎回値決めに時間や労力がかかっているなら、公開するかどうかは別として、料金表は作って置くのが無難かもしれません。
さらに、営業用トークスクリプトを作る選択肢もあります。
問い合わせをもらったときに、うまく営業トーク、できますか?
相手主導の御用聞きになっている人と、自分主導で能動的に提案ができる人とでは、もらえる報酬も全然違います。
それに、提案力があるライターのほうが結局は相手から安心してもらいやすく、信用もされやすくなるメリットもあります。
営業用トークスプリクトがあると、メールでもZoomでも、会話がスムーズにできて言うべきことを忘れず言えるので、あるほうが良いかなと思っています。
このような営業資料がなくてもライター活動はできますが、より良い仕事を獲得するには、いろいろとあったほうが絶対にいい。
営業が苦手!という人ほど、あらかじめ資料を準備しておくほうが安心ではないでしょうか。