Webライターが書いた記事によくある

 

記事の最後の「いかがでしたか?」問題。

 

「いかがでしたか?今回は◯◯について紹介しました。参考になれば幸いです。」

みたいな、よくあるやつです。

 

これって、Webライターさんの中では「ワンパターンだし手抜きだし良くないことだ」という認識がわりとありますが、本当にそうでしょうか?

 

中には「いかがでしたかを使うなんてプロ失格だ!!」とまで言いそうな過激派も見られますが。

 

わたしは、「べつに使ってもいいんじゃない?」派なんです。

 

だって、普通に、便利じゃないですか?

 

ワンパターンで何が悪いのか?とも思う。

 

サザエさんは毎週毎週「さーて来週のサザエさんは〜」って言ってるじゃないですか。

 

こういうワンパターンって、ある意味で「安心感」につながるんですよね。

 

「いかがでしたか?」と始まれば、「ああ、そろそろこの記事は終わるんだな」ってわかる。

 

それって、読者にとって、悪いことなんでしょうか?

 

わたしはむしろ、テレビで「◯◯はCMのあとで!」と引っ張った挙げ句にCMは次週予告をするだけで突然番組が終わっちゃうみたいなほうが腹立ちます。

 

そろそろ終わるよ、という雰囲気を出しながら終わってくれると心の準備ができるけど、「まだまだ続く!」という雰囲気を出しながら突然終わったらびっくりするじゃないですか。

 

テレビがこれをやるのは、ちょっとでもチャンネルに滞在させて視聴率を稼ぐためですが、ユーザーの満足度という意味では逆効果ですよね。

 

Webの記事もそれと同じで、「そろそろ終わるよ」という安心感はあったほうが良いと思うし、そういう意味では、とりあえず記事の最後には「まとめ」の見出しが入っているほうが安心して読める。

 

「いかがでしたか?」のくだりも同様。

 

ただ、とはいえ、やっぱりうざいときもあるw

 

「またかよむかっ」ってなるときも正直あります。

 

っていうのと、受講生さんには、控えるように指導しています。

 

なぜなら、Webライティング講座を受講しているあいだは、頭を使って、ボキャブラリーを増やしてほしいし、書き方を工夫する練習をしてほしいから。

 

だから安易に使わないでもらって、ほかの書き方を工夫してもらっているんです。

 

けれど、実務としては、必要に応じて使うのは全然悪くないので、使ったらいいんじゃないかな?

 

わたしはほぼ使わないけど、「参考にしてみてください」とか「よかったら試してみてください」みたいなテンプレっぽい言い回しはよく使ってますよ。

 

いかがでしたか?

ぜひ参考にしてみてください。笑