前回に続いて、セールスライティングのお話です。

 

セールスライティングとは、商品を売るための文章を書くことです。

 

セールスマンとして記事を書かなければなりません。

 

セールスライティングで意識すべきなのが、「読後の行動」だと思っています。

 

記事を読み終わったあとに、読者が行動にうつしてくれるか?

 

具体的には、「商品を購入する」という行動をしてくれるか?

 

わたしは、セールスライティング以外の仕事でも、「読んだ人が行動に移せる記事」を書きたいと思っていることが多いです。

 

ただ読んで終わりではなく、役に立ちたいって感じですかね。

 

セールスライティングのときは特に、強く意識しています。

 

セールスライティングと言うと商品のメリットや魅力を熱弁してしまう人もいるのですが、そうではありません。

 

ただ魅力を伝えるだけでなく、購入を検討している人の不安を解消しなければなりません。

 

たとえば「すぐに壊れないかな?」とか「使いこなせないかも?」など想定される不安を取り上げて、一つずつ丁寧に不安を取り除く。

 

そして、背中を押す。ちゃんと、「買う」というアクションを起こせるように、たとえば申込の流れも書いておくとか、支払い方法を書いておくとか。そういう工夫も必要です。

 

また、「適切な行動をしてもらう」ということも大切で、どういうことかと言うと、

 

「この商品を必要としている人にだけ買ってもらう」ということ。

 

その商品を必要としている人の不安が取り除けずに別のページに行ってしまわれるのはだめ。ちゃんと買ってもらう。

 

逆に、その商品に合わない人が、正しく「この商品には自分に合わないだろう」と判断して、別の商品を探してもらうという行動に誘導することも大事です。

 

その商品が合わない人に対して、嘘・大げさなセールストークで買ってもらったとしても満足してもらえないし、悪い口コミを書かれたり、クレームにつながったりするリスクもありますよね。

 

だから、「読後の行動」というのは一律で「商品購入」ではなく、商品を買うべき人と買うべきでない人に分けて、行動を誘導できるようにしないといけないんです。

 

わたしはそんなことを考えながら書いています。参考になれば幸いです。