Webライターの仕事の探し方について、お話しします。
わたしがWebライターを始めたときには、クラウドソーシングのランサーズを使っていました。
はじめの数年間は、100%クラウドソーシングからのご依頼でした。
というか、わたしの場合は「Webライターになるためにランサーズを使った」のではなく、「ランサーズを見つけて使ってみたらWebライターになっていた」という感じ。
2012年の話なので、まだ「Webライター」という職業も一般的ではありませんでした。
でも、クラウドソーシング以外にも、仕事を探す方法はあります。
クラウドソーシング、求人、ウォンテッドリー、SNS、ブログ、紹介、ぐらいかな。ひとつずつ、説明しますね。
クラウドソーシング
ランサーズ、クラウドワークスなどのクラウドソーシング。
主に「プロジェクト」と呼ばれる、案件単位での業務委託でのお仕事を受注します。
(求人を扱っていたりコンペ形式のものもありますが、メインはやっぱりプロジェクトだと思います)
お仕事の募集や応募、メッセージのやりとり、お金のやりとり、相互評価まで、お仕事にまつわる一通りのことが、サイト内で完結する感じ。
メルカリとかと一緒ですよね。メルカリではモノを売買するけど、クラウドソーシングでは技術を使った成果物(ライターなら記事)を売買するイメージ。
メルカリと同様、売ったモノの履歴や相手からの評価などが溜まっていくので、続けているうちにアカウントが育って、より良い仕事を受注しやすくなっていきます。
求人
一般的な求人サイトでも、Webライターの募集はあります。
求人の場合、業務委託だけでなく正社員やパート・アルバイトなど雇用される形での募集も多いです。
雇用される場合は月給や時給などでお給料が決まることが多いです。
また、在宅(フルリモート)もありますが、オフィスに出勤して働く場合もあります。
ウォンテッドリー(Wantedly)
ウォンテッドリーは仕事のSNSと言われるサービスです。
「カジュアルにやりとりができる求人サイト」みたいな。
話を聞いてみるだけ、ということもできますし、カジュアルに問い合わせができ、Webライターの募集も多い印象です。
SNS・ブログ
Twitter、Facebook、InstagramなどのSNS経由やブログ経由でお仕事の依頼が来ることもあります。
SNSやブログで、日頃からお仕事の実績や自分の専門分野についての発信をしていると、ライターを探している人から連絡がくるわけですね。
ただ、怪しい仕事・危険な仕事もあるので注意が必要。
クラウドソーシングや求人サイトがあいだに入っていると変な依頼者は少なくなりますが、SNSは誰でも自由に連絡できるので、安すぎる搾取案件、詐欺案件なども多いです。
自分でクライアントを見極める力が必要です。
紹介
知り合いからの紹介というのもあります。
SNSの中でも知り合いとのつながりが多いFacebookでしっかり発信していると、紹介でのお仕事相談がきやすいと思います。
また、ビジネス系の交流会に参加するなど、いろんな場所に顔を出して知り合いを増やすことで、仕事のチャンスも増やすことができます。
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このように、Webライターの仕事の探し方・もらい方はいろいろあります。
わたしがクラウドソーシング出身なこともあって、「クラウドソーシングを使うべきですか?」と聞かれることも多いのですが、そんなことはありません。
紹介だけで仕事があふれるぐらい来るならそれが一番安全でラクだし、クラウドソーシングのように手数料もかかりません。
ただし、初心者のうちは実績がないので、クラウドソーシングを使って効率よく実績を貯めるほうが軌道に乗るまでの期間を短くできるし、経験が少ないうちはクラウドソーシングを使ったほうがトラブルに遭うリスクも低いです。
はじめのうちはクラウドソーシングをメインに使うのが一番いいと思っています。
けれど、ほかにもいろんな方法があるので、いずれは自分に合った方法を見つけてくださいね。