3月まで同居していた友人から手紙が届きました。今現在彼は小学校の教諭として活躍しているのですが、手紙には日々子供たちと奮闘している様子が綴られており、何だかほっと致しました。同居していた頃から共有スペースであるリビングでよく手紙を書いていたのですが、離れ離れになった今、ああして書いていた手紙が自分の元に届いた事に、何かこう感慨深いものを感じています。
携帯電話やインターネットを介しての通信が一般的になった今だからこそ、手紙ってもらうと嬉しいですよね。便利になる事によって失われるものが確実にある。手紙をもらうとそんな事を感じます。
ここのところ古くからの技術や文化というものを見直す動きが活発化している様に思います。便利になり過ぎた結果手紙というツールが輝きを持つように、再び「古いもの」「古くからあるもの」が輝きを放っているに思うのです。
例えばこのプロジェクト「60VISION」(ロクマルビジョン)
http://www.60vision.com/index.html
サイト内のコンセプトには以下の様にあります。(以下サイト内コンセプトのページの引用です。)
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「日本を作ったスタンダードだけが集まる仕組み」
1960年代、日本にマーケティングという概念が今のように浸透する以前、日本のメーカーは消費者のニーズを伺うよりも、自分たちが作り、提案したい「世界に通用するスタンダード」を情熱を込めてつくっていました。
この頃に誕生した製品には、シンプルで品質が良く、普遍的なものが多くあります。しかし、これらは時代の激流の中で、また、消費の多様化により次々と生み出される「新商品」に埋もれ。そのほとんどが廃盤になっていきました。
「ロクマルビジョン」はそんなすばらしい商品たちを、その商品にこめられた子行のものづくりへの思いとともに掘り起こす「ロングライフデザイン」のブランドです。
代わり続ける時代だからこそ、変わらない価値、変わらないデザインと生活する。
日本の本物をつくった企業だけが集まれる仕組み。
それが、60VISIONです。
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失われたものを取り戻す作業とでも申しましょうか?60VISIONに参加する「カリモク」の家具などを見ると、大変新鮮に映ります。
一方でこの週末「やっぱり【文明の利器】ってのは素晴らしいなぁ。」と思う出来事もありました。
先日携帯電話をプレゼントした母親から初メールが届いたのです。平仮名ばかりの短いメールではありましたが、そんな風に気軽に連絡を取り合えた事を大変喜ばしく思いました。
古くからの技術や文化に触れる事は心を豊かにしますし、新たな技術は生活を便利にします。
結局こんなまとめになってしまうのですが、要は日々の生活における取り入れ方のバランスが重要ですね。
友人からもらった手紙からそんな事を思いました。