最近色々な機会に恵まれ、企業の社会貢献について考えています。
企業の社会貢献責任は昨今CSR(Corporate Social Responsibility)という言葉を用いて議論され、起業のHPでもよく目にするのですが、私は株式会社ウェブベンダーの社会貢献責任、もっと言うと「株式会社ウェブベンダーは何の為に存在しているのか?」というのをもやもやと考えている訳です。
はじめは「そもそもで企業の社会貢献とは何ぞや?」などと考えました。
「例えば大企業などは数万人の雇用を生み出している時点で、既に社会に大きく貢献しているのではないか?」「存在し継続していく事自体がもう既に社会貢献なのではないか?」
そんな思いを持って企業のHPを見ると非常に立派なCSRに関する理念やが掲げられています。環境や教育、貧困といったいわゆる社会問題への取り組みやコンプライアンスの観点に基づいた取り組みなどが掲載されており、「なるほどCSRってこういう事ね。」と何となく合点がいったのです。
一方で先日【社会起業】【社会起業家】という言葉に出会いました。
この【社会起業家】という言葉、今年のセンター試験で現代社会のテストにも出題されるなど、世の中では話題の言葉の様なのですが、恥ずかしながら私自身は初めて耳にする言葉でした。
Wikipediaによりますと…
【社会起業家】社会変革(英:Social change)の担い手(チェンジメーカー)として、社会の課題を、事業により解決する人のことを言う。社会問題を認識し、社会変革を起こすために、ベンチャー企業を創造、組織化、経営するために、起業という手法を採るものを指す。
との事。
CSR云々ではなくて社会問題の解決=社会貢献を目的として起業するという考え方です。皮肉でも何でもなく純粋に崇高な考えだと思います。ただそこまで崇高な目的は持てないというのが本音の部分。
そんな事を考えてはモヤモヤしているのですが、要は自発的なものかどうかが重要なのだと思います。自社の事業内容と無理やりに結び付けた様なCSRを見ると、非常に迎合的だという思いを持ってしまいます。一企業としてCSRの意識を持っている事を社会に示さなければならない(そうしないと社会から許されない)という様な姿勢に思えてならないのです。
重要なのは、企業(ひいてはそこで働く社員が)がCSRに関して自発性を持っているかという点と実体が伴っている点ではないでしょうか。
株式会社ウェブベンダーもいつか正式にCSRに関する指針を示す事があるかと思いますが、そんな考えに基いたものであれば良いと漠然と考えています。