こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのTOSHIです。
軽井沢病院院長の稲葉 俊郎 さんの新著📚『いのちの居場所』を読みました。
ウィルスにも、微生物にも、植物にも、動物にも、「いのち」はある。
私たち(人間)のDNAの1割弱には過去に感染し一体化したウィルス遺伝子の断片が存在し、胎盤という人間の生命の根幹の誕生にも貢献している。
大切なのは個人の「いのち」を輝きつなげる「居場所」と「役割」。「個」と「場」の距離感と均衡。
感染症、戦争、災害、孤独……
不安で覆われた世の中に必要なのは、「いのち」の居場所をつくること、そして、いのちを芯にした新しい世界を創造すること‼️
力の強さ、生産性、権力や経済力のみで人間の価値を判断しようとしてきた社会において、「いのち」こそが、人間だけでなくあらゆる存在が等しく持っている価値だと問う、稲葉さんの温かく包み込むメッセージに心が揺さぶられました。
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「ウイルス」というのは人間側が便宜的につけた名前でしかなく、すべては「いのち」なのです。「いのち」こそが、自然を満たしているのです。今は「いのち」の力や働きを中心にした世界へと移っていく時代の過渡期だと思います。
社会が「いのち」あるものになるために、自然界にある「いのち」の力こそが、芯となり軸となり核となって移行していくでしょう。
先人としての死者たちから多くのことを学びながら、見通しがない先に一条の光を見つけ、自分のいのちを輝かせて新しい未来へと踏み出していく。社会と無関係に動くのではなく、社会の一員として責任と覚悟を持って生きていく。現代はまさにそうした分岐のY字路に立っているのではないでしょうか。
※本書「まえがき」より


