こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのTOSHIです。

ドキュメンタリー映画🎬『杜人(もりびと) 環境再生医:矢野智徳の挑戦』を観ました🍀

“地球のお医者さん”、また、“ナウシカのような人”と呼ばれ、30年以上のキャリアをもつ造園家で環境再生医の矢野智徳さんの活動を、本作制作・監督の前田せつ子さんが3年間追っかけたドキュメンタリー作品。

地表の生態系全体、大地の機能を「大地の呼吸」だと言う矢野さん❗

『「杜」とは、この場所を「傷めず、穢さず、大事に使わせてください」と人が森の神様に誓って紐を張った場』

土地をコンクリートで覆い固めてしまうと、大地は呼吸困難となり、ガスの溜まった“グライ土壌”になってしまう。また、コンクリート製の“U字溝”は地中の空気と水の流れを遮断し、土砂災害の一因となる。

私たちが異常気象のせいにしている近年の水害や土砂崩れは、森の中の風の通り道を作ることや地中の水脈を整備することで防ぐことが可能である。

「土砂崩れは 大地の深呼吸なんです。息を塞がれるから、それを取り戻そうとしている」という“自然側”からの視点で、生態系や生物の多様性を守ることの大切さを説く矢野さんの姿に感動しました‼️

地球も森も大地も、動的に平衡した“1つのカラダ”、”1つのいのち”として捉えることで、私たちは、自らが分断した“自然”からのしっぺ返しに抗わず、その一員になれるのかもしれない・・・

そんな思いが沸き上がってきました🍀