こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのtoshiです。

📚『コロナ・アンビバレンスの憂鬱 健やかにひきこもるために』を読みました🍀

著者は、精神科医で“引きこもり”の研究・支援で有名な、筑波大学教授の斎藤環先生。

アンビバレンス(ambivalence)とは、ある対象に対して、相反する感情を同時に持ったり、相反する態度を同時に示すこと。
(By Wikipedia)

世界が「コロナ時計」に強制同期させられ、私たちが「不要不急」の自粛生活から得たもの、失ったものは何か❗

リアルに「立ち合うこと(臨場性)」の憂鬱(暴力性)と歓び(価値)は、私たちの心理と記憶にどう刻まれるのか❗

“有事”における社会変化と群衆心理、メディアの功罪、医療現場の実態、“コロナうつ”と自殺の分析、私たちの心のあり方など、斎藤先生が「note」に投稿された、コロナ関連の多彩な論考が綴られた一冊。

“鬼滅の刃ブーム”の社会心理的分析も、とても面白かったです🍀

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私は、コロナ禍がそれほど社会や人間を変えるとは思っていない。(…)おそらくコロナ禍が過ぎてしまえば、社会が驚くほど変わっていないことに人々は気付かされるだろう。(…)私が注意を向けているのは、ふだん「日常という幻想」が覆い隠しているさまざまな過程や構造が可視化される場面だ。「親密さとは何か」「不潔とはどういうことか」「人の時間意識を構成しているものは何か」「社会はどのように災厄を記憶するのか」そして「対面(臨場性)はなぜ求められるのか」。いずれもコロナ禍でなければ問われることのなかった問いばかりだ。

※「あとがき」より

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