こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshIです。
平野啓一郎さんの最新長編小説、📚『本心』を読みました🍀
多層でメリハリのある場面展開と、繊細かつ豊かな描写で進行する、とても密度の高い物語に、心暖まる感動を覚えました🍀
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舞台は、「自由死」が合法化された、2040年代初頭の日本。
ロスジェネ世代に生まれ、シングルマザーとして一人息子を育ててきた母が、急死した。
「母を作ってほしいんです。」
AI/VRの最新技術を使い、生前そっくりに再現された【VR母】を購入した息子の朔也は、仮想空間で蘇った【母】との会話を通して、70歳にして「自由死」を選ぼうとした母の“本心”を探ろうとする。
母の「自由死」を許可した医師、母の友人だった女性、かつて親交のあった老作家、・・・
彼らか語る、全く知らなかった母のもうひとつの顔、そして、母が息子に隠していた衝撃の事実とは・・・
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愛する人の“本心”を知ろうとすることは、実は、自分の存在、自分の本心を問われることに繋がる❗
亡き母の「本心」を探ろうと奔走する主人公・朔也が、社会の矛盾や人の心の機微に触れながら、自分の影(本心)と向き合い、成長していく姿が、とても印象的な作品です🍀
