こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshIです。
2年前の今日、この本📚を読み、このアメブロで紹介しています。
多彩な解釈が可能で、イマジネーション豊かな“陽水ワールド”を、西洋人で日本通のロバート・キャンベルさんが紐解いていく稀有な一冊。
梅雨☔の休日に、再読したい一冊です❗
・・・・・・・
📚『井上陽水英訳詞集』を読みました🍀
著者は、日本文学研究者でテレビでもお馴染みの、ロバート・キャンベルさん。
「精緻に計算され尽くした曖昧さと夢のような世界観。自分の深いところに巣くう迷いや、悩みをくすぐるような歌詞は、同世代のシンガー・ソングライターではダントツ。日本文学の研究者としてすごく面白いと思ったんです。」と言及するキャンベルさんが、“ 陽水”の魅力にハマったのは、何と20代の頃からだそうです。
多彩な解釈が可能で、イマジネーション豊かな“陽水ワールド”を、キャンベルさんがどうやって英語に翻訳していったのかが知りたくて、一気に読んでしまいました(笑)
主格や所有格が明確で、論理性を重視する「英語表現」と、主語が曖昧で、相手との関係性や場面・状況に依存した文脈を察する感覚的な「日本語表現」‼
西洋の知識人が、日本語表現の魅力をどうとらえているかを知る、良い機会にもなりました🍀
さて、今年、 歌手生活50周年を迎える、井上陽水さん🎵
陽水さんの歌詞の魅力は、何といっても妖しい抽象表現とディテールの見事なバランス。そして、“意味合い”よりも“語感”を優先し、韻を踏んだり、心地よい言葉を組み合わせたりして作られる、洗練されたファンタジーの世界🎵
時間さえも、過去なのか、今なのか、幻想なのか、淡いベールに包まれている🎵
日本語の曖昧さを膨らみのある多層的な世界に広げる“陽水ワールド”を、キャンベルさんが、巧みに英訳しています❗
♪「夢の中へ」は、
♪「Into Our Dreams」
♪「いっそ セレナーデ」は、
♪「A Just-so Serenade」
♪「飾りじゃないのよ 涙は」は、
♪「No Trinkets These Tears」
ちなみに、キャンベルさんの英訳によると、『少年時代』は、次のように訳されます‼
🎵少年時代🎵
夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれに さまよう
青空に 残された
私の心は 夏模様
夢が覚め 夜の中
永い冬が 窓を閉じて
呼びかけたままで
夢はつまり 想い出のあとさき
夏まつり 宵かがり
胸の高なりに 合わせて
八月は 夢花火
私の心は 夏模様
目が覚めて 夢のあと
長い影が 夜にのびて
星屑の空へ
夢はつまり 想い出のあとさき
夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれに さまよう
八月は 夢花火
私の心は 夏模様
🎵Boyhood Days🎵
The summer's gone, wind-thistsー
whose longing are we to wonder across?
Left out in the blue sky,
my heart takes on the shape of summer.
A dream end midnight
as a long winter closes its window
thought it just called out to me.
Dreams, we know, are what come
before and after the memory.
Summer festival, torches light up the night
together which the beat of my heart.
August is fireworks in a dream and
my heart takes on the shapes of summer.
I wake up after the dream
as a long shadow stretches into the night
up to the stardust sky.
Dreams, we know, are what come
before and after the memory.
The summer's gone, wind-thistsー
whose longing are we to wonder across?
August is fireworks in a dream,ー
my heart takes on the shapes of summer.
