こんにちは、ウェルネス・コーディネ-ターのToshiです。

概して、加齢とともに骨密度は低下し、骨粗鬆症などのリスクは高くなります。

一般に、骨を強くするためには、

○重力負荷
○筋力増強トレーニング
○高カルシウム摂取
○適度な日光浴

などが、有効だということが言われています。

また、最近の研究では、適量の飲酒は、骨を丈夫にし、骨粗しょう症の発症を抑えられるという研究も報告されています。

しかし、この「適量」というのは、というのは1日にコップ1杯未満だということであり、大方の飲酒は、骨を丈夫にするという意味ではふさわしくないということです。

さらに、大量にアルコールを飲むと、骨の健康が損なわれる危険性があるという研究も発表されています。

骨が損傷を受けると、その部分に「カルス」と呼ばれる軟骨性の組織ができ、骨の修復がはじまります。アルコールには、このカルスが形成されるのを妨げる作用があると言われています。これは、アルコールによって、体内で「フリーラジカル」が増えることが原因となっているからです。

適度な量のフリーラジカルは、体内で殺菌作用など「プラス」の役割を果たしますが、過剰に発生すると、一転、有害なものに変わります。これが酸化ストレスで、鉄がさびるのと同じような悪影響を体に及ぼしているわけです。

「アルコールを飲みすぎると、アルコールの分解過程で毒性の強いアセトアルデヒドが発生し、アルコールを分解する肝臓で大量のフリーラジカルが発生します。

フリーラジカルによる酸化ストレスは、老化や動脈硬化、がんなどのさまざまな疾患の原因になるだけではなく、骨形成も妨げてしまいます。

また、大量のアルコールを飲むと、骨の強度に大きな役割を果たす「オステオポンチン」と呼ばれるタンパク質が不足しやすくなると言います。

歩行時に滑ったり、転んだりすると、オステオポンチンが骨に対する衝撃の力により変形して、ナノサイズの孔を形成します。この孔がショックをやわらげる役割をしているのですが、オステオポンチンが不足すると孔を形成できなくなり、骨に亀裂が入りやすくなります。

さらに、アルコールには利尿作用があるため、骨形成に必要なカルシウムがいったん吸収され体内に入っても、必要な分まで排泄されてしまう可能性があります。

概して、過度な飲酒を続けていると、食事の栄養バランスも乱れがちになり、栄養摂取が偏りがちになるだけではなく、骨をを脆くすることにも繋がります。

“食欲の秋”

これからの年末年始にかけて、アルコールを飲む機会が増える時期ですが、骨の健康を守る意味でも、飲み過ぎには、十分に気をつけましょう‼