こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。

厚生労働省が3年毎に実施する『国民の健康と栄養調査』(2017)によると、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、12.1%、また「糖尿病の可能性を否定できない者」の割合は12.1%という結果です。

つまり、日本人の5人に1人が予備軍も含めた糖尿病患者、および、リスク保持者ということになります。

糖尿病の予防改善のための運動というと、今までは「有酸素運動」が主流でしたが、最近は、「筋力トレーニング」も、糖耐性を高めることがわかってきました。

つまり、「有酸素運動」も。「筋力トレーニング」も、糖尿病の予防・改善には効果的だということです。

さらに、「有酸素運動」と「筋力トレーニング」を組み合わせることで、単独のプログラムの実践よりも、より効果的であることが、いくつかの調査研究により、明らかとなってきたようです。

ウィーン大学のルーカス・シュビングシャクル氏による、900人以上の2型糖尿病患者を対象とした研究によると、2種類の運動を組み合わせて行うと、HbA1cや空腹時血糖値、血圧値、中性脂肪値などがより低下することが明らかになった模様。

2種類の運動を行うと、有酸素運動のみを行った場合に比べ、HbA1cは0.17%低下し、空腹時血糖値は10.6mg/dL低下しました。

また、筋力トレーニングのみを行った場合に比べると、HbA1cは0.62%低下し、空腹時血糖値は35.8mg/dL低下したようです。

有酸素運動は、全身の筋肉を使うことで、糖質や脂質をエネルギーとして消費し、血糖値が短時間で下がり、コレステロールや中性脂肪、体脂肪を減らすことができます。

また、筋力トレーニングを続ければ、筋肉量が増えることで筋力が増加し、インスリン抵抗性が改善し、インスリンの効きやすい体に変わっていくというわけです。

糖尿病になると、その後、抑うつ症候群になりやすく、また、そのさらに後には、認知症にもなりやすい、ということが言われています。

健康長寿のためには、毎日の適度な有酸素運動に加えて、週に2回程度の筋力トレーニングの実践が、重要ですね‼