こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
今日は、子供と肥満のお話です。
昔は、「お産」が楽なように、「小さく産んで、大きく育てる」と言われていました。
今も、これに従い、 赤ちゃんがお腹の中にいるときに、栄養をしっかり取るのではなく、逆に「食事制限」をするお母さんが多いようです。
しかし、最近の研究では、出生体重が標準に満たない未熟児の追跡調査で、未熟児は小児期に肥満になる確率が高くなることがわかってきました。
つまり、子供のメタボは、既に「お腹の中」にいるときから、実は始まっていると言っても過言ではないのです![]()
昔で言う「未熟児」、今の「低出生体重児」とは、出生時の体重が、2,500g未満の赤ちゃんのことで、出生時全体の約6~7%程度だと言われています。
胎児の間に栄養が十分でないと、脳など重要な臓器の成長を確保しようとして、胎児はカラダの代謝を、いわゆる「倹約型」にします。
つまり、栄養をなるべく効率的に取り込む代謝になるのです。
低出生体重児は、生後通常の成長に追いつくために、急激に大きくなろうとします。
そして、代謝が倹約型で栄養摂取が盛んとなると、縦に伸びる成長だけでなく、横にも伸びる、「肥満」の素地をも作ってしまうことになるわけです。
そういうわけで、最近の産科学では、低出生体重児における乳児期の栄養補給をどのように管理するのが適切かという研究が盛んになってきているということです。
また、一般的に、小学生の肥満は、約10%程度だと言われています。「小児メタボ」の診断基準は、次の通りです。
①腹囲: 80cm以上
②中性脂肪:120mg/dl以上
かつ/または、HDL:40mg/dl未満
③最高血圧:125mmHg以上
かつ/または、最低血圧:70mgHg以上
④空腹時血糖値:100mg/dl以上
最近、
「自分たちで腹囲を計測し合う」
「おやつの砂糖量を調べる」
「朝食摂取の大切さを教える」
などの早期介入(情報提供)をすることで、約半数の子供たちの腹囲が低下傾向になってきたことがわかりました。
子供は、健康についての圧倒的な知識不足だということです。子供のときからの、フィットネス教育が大切だということですネ。
下記は、「小児メタボ」の危険因子項目です。
①お母さんの妊娠前BMI25以上、18以下
②妊娠中体重増加5kg以下
③妊娠中毒症あり
④妊娠中の飲酒あり
⑤妊娠中の喫煙あり
⑥出生体重2.5kg未満、4.0kg以上
⑦1.5~3才までに太り始めている
⑧生活習慣病の家族歴
⑨今のお父さんのBMI25以上
⑩今のお母さんのBMI25以上
⑪睡眠時間9時間未満
⑫朝食を食べない
⑬運動が嫌い
該当4項目以上は、将来の生活習慣病リスクあり。
8項目以上は、生活習慣病の高リスク群です。要注意ですヨ![]()