こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
メタボ健診などでも診断基準になっている、血中総コレステロール値(TC)。
標準値は、140mg/dl~220mg/dl程度ですね。
このコレステロール値、何か、悪者のように捉えられている一面がありますが、総じて、低ければ低いほど良いわけではありません。
40~60歳代前半の、いわゆる中年期は、運動不足、高脂肪食、ストレス過多などが要因となり、コレステロール値は上がりやすくなります。また、中年期はコレステロール値が高いと、生活習慣病のリスクが高くなります。
しかし、60歳代後半以降の、いわゆる高齢期には、コレステロールが高いということと生活習慣病になりやすいという関係が、徐々に薄くなっていきます。また、高齢期にコレステロールが少なくなれば、虚弱や低栄養など、老年症候群のリスクが高くなります。
つまり、コレステロール値は、中年期には標準範囲の低めでコントロールし、高齢期には、高めにコントロールしたほうが良いということです。
ちなみに、高齢期では、コレステロール値が低い層から虚弱になり、死亡リスクが高くなります。
次に、血中総コレステロール値(TC)に加え、善玉コレステロール値(HDL)と悪玉コレステロール値(LDL)が、それぞれ全体のどの程度を占めているかがポイントになってきます。
概して、悪玉コレステロール(LDL)は、酸化されると過酸化脂質となり、血管内に付着し、動脈硬化を促します。逆に、善玉(HDL)コレステロールは、血管内のコレステロールを肝臓に運ぶ働きをします。
HDLおよびLDLの標準値は、下記の通りです。
善玉(HDL)コレステロール: 40~70mg/dl
悪玉(LDL)コレステロール:60~130mg/dl
悪玉(LDL)と中性脂肪(TG)の値が高くなることと、善玉(HDL)値が低くなることは、生活習慣病リスクを高めます。
さらに、近年は、善玉(HDL)と悪玉(LDL)の比率も重要だと捉えられていて、「LDL/HDL比」(LH比)も問題視されるようになってきました。
LH比とは、LDL値をHDL値で割った値。
この値が、2.0以上になるとコレステロールの蓄積が増えて動脈硬化が疑われるレベルとなります。
血中コレステロール値
善玉コレステロール値
悪玉コレステロール値
LH比
あなたの値は、標準範囲ですか