こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


今まで疑う余地もなかった価値観やバランスが崩壊する。

これまで、あたりまえだと思っていたことが、むしろ異常であったことに気づく。

慣れ親しんでいた古い世界は、もう存在しない。

これまで正しいと信じていた方法が、もう通用しない。


こうした価値観の大変換を「パラダイム・シフト」と言います。


「パラダイム・シフト」を強烈に物語ってくれる映画映画で、『ポセイドン・アドベンチャー』

があります。


1972年公開のアメリカ映画です。


マグニチュード7.2の地震がクレタ島で発生し、これが恐ろしい大津波を引き起こし、大晦日に航行中の豪華客船「ポセイドン号」をひっくり返してしまいます。


海上で、船が180度さかさまにひっくり返ったのです。


船中にいた乗客たちは、さかさまにひっくり返った船からの脱出方法を考え、行動を取ろうとしますが、時間には限りがあり、適切さを欠いた脱出手段は命取りになります。


脱出に関する具体的方法をめぐって、2つの意見が対立します。


1つは、パーサーの提案。何もしないで外部からの助けを待つ方法です。


「私たちは、船のプロです。船の仕組みは知り尽くしています。この船は沈みません。待っていれば、救助に来てくれる。うろうろしないでここで待っているのがいちばんです。」。


もう1つは、乗り合わせていた牧師の提案。先程の船長とは相反する脱出方法を訴えます。


「みなさん、ここでじっと待っていれば、確実に死にます。船はひっくり返っています。上部にいた船長や航海士は既に死んでいます。誰も助けには来てくれません。私たち自身で立ち上がらない限り、脱出の道はありません。」


「助けを待つことは、命取りになります。船底に向うのです。それが船の上部に上ることになるのです。」と、牧師は説得します。


しかし、パーサーは、「黙れ、君は船のことは何も知らない素人ではないか。みなさん、彼の言うことに耳を貸してはいけません。こういう時は、プロの私たちに従うのです。」と反論。


牧師も負けずに、「すべては、ひっくり返っている。今までの常識は通用しません。船底に向って進み始めるのです。助かる保証はないけれど、ここにじっとしているより、可能性はあります。未来は開けるのです。」と叫び続けます。


2つの脱出方法に船客は戸惑いますが、98%の人々は、パーサーの指示に従い、命を落とします。


「じっと待っていて、本当に救助が来るのか!」と、頭ではわかっていても体や感情がついていかなかったのです。


この映画のテーマは、「パラダイム・シフト」です。

パラダイムは、完全にシフト(ひっくり返る)していたのです。


多くの人は、慣れ親しんできた保守的な道を選択しました。変化の大波が寄せてきた頃にはすでに遅し。ことが終わってしまってからでは、何の役にも立ちません。


このように、価値観の転換が起こる時代だからこそ、私たちは、古い価値観を後生大事にもっているのではなく、カラダとココロを研ぎ澄まし、思考のアンテナを敏感にしておかなくてはいけませんねにひひ