こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。

介護予防において、いちばん重要なテーマは、高齢者を「転倒」させないことでしょう。

高齢者が、一度転倒すると、転倒不安・恐怖のために日常生活の活動が制限されます。

それにより、筋力の虚弱化が加速され、最終的には生活機能障害を引き起こし、閉じこもり、寝たきりという、最悪のパターンとなってしまいます。

では、高齢者が転倒しないようにするためには、何が必要でしょうか!?

転倒の主な原因は、屋外で歩いている時に、滑ったり、転んだりすることです。

つまり、歩く機能が低下すると、ちょっとした「くぼみ」や、1~2cmくらいの段差でも転倒しやすくなります。

転倒予防のためには、歩く機能を落とさないこと。

そのためには、下半身の「歩く」ことに関連した筋力の強化・改善が、必須となるのです。

それでは、

もし、「歩行」が障害され、介護が必要な状態となった場合、そのあとには、どのような障害が出現するのでしょうか!?

それは、「排泄」することの障害であり、最後は、「食べる(摂食)」ことの
障害が考えられます。

すなわち、人間は、特に大きな病気をしなくても、多くの場合、加齢に伴って虚弱が進行し、

①歩行障害
②排泄障害
③摂食障害

という、3つの能力が障害されていくのが、自然の摂理でしょう。

国際医療福祉大学大学院の高橋泰教授によると、「歩行」能力の低下により、介護保険の要介護サービスを受けた場合の介護量を1点とすると、

○衣服の着脱援助・・・3点
○排泄障害によるオムツ交換・・・8点
○摂食障害による経管栄養・・・9点

という介護量になることを算出しました。

つまり、「歩行」障害では1人の介護量が必要とすると、「排泄」障害では2人、「摂食」障害では3人の介護量が必要だと推測される。

さらに、「排泄」障害によるオムツの使用、また、「摂食」障害による胃瘻や経管により、介護負担が約30%増えると同時に、個人のADLやQOLは、著しく低下することにもなります。

死ぬまで、自分の足で歩く
死ぬまで、自分の排泄処理は1人でする
死ぬまで、自分の歯で美味しく食べる

この、基本的な「健康的自立」を持続するために、青年期または中年期からのフィットネス(健康づくり)の実践とその積み重ねが、とても重要だということですネ?😉✋