こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
今月9日、厚生労働省が平成26年11月に実施した「国民健康・栄養調査」の結果が公開されました。
その中で、世帯の「所得」と「健康行動」の関連が浮き彫りにされているので、以下に紹介します。
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世帯の所得別(200 万円未満、200 万円以上~600 万円未満、600 万円以上)に、世帯員の生活習慣等(食生活、運動、たばこ、飲酒、睡眠、健診、体型、歯の本数)の状況を比較した結果は、
以下のとおり。
1. 穀類摂取量は、世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、男性では200 万円未満と200~600 万円未満の世帯員で有意に多く、女性では200 万円未満の世帯員で有意に多かった。また、野菜類及び肉類摂取量は、男女とも世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、200 万円未満と200~600 万円未満の世帯員で有意に少なかった。
2. 運動習慣のない者の割合は、男女とも有意な差はみられなかった。また、歩数の平均値は、男女とも世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、200 万円未満の世帯員で有意に少なかった。
3. 現在習慣的に喫煙している者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、男女とも200 万円未満と200~600万円未満の世帯員で有意に高かった。
4. 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、男性では200万円未満の世帯員で有意に低く、女性では有意な差はみられなかった。
5. 睡眠による休養が充分とれていない者の割合は、男女とも有意な差はみられなかった。
6. 健診等の未受診者の割合は、世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、男性では200 万円未満と200~600 万円未満の世帯員で有意に高く、女性では200 万円未満の世帯員で有意に高かった。
7. 肥満者の割合は、男女とも世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、200 万円未満の世帯員で有意に高かった。
8. 歯の本数が20 歯未満の者の割合は、世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、男女とも200 万円未満と200~600 万円未満の世帯員で有意に高かった。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000106405.html
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つまり、世帯の「所得」が600万円以上と600万円以下とで比較すると、600万円以下の世帯の方が、健康につながる行動に欠け、病気や老化のリスクも高いということだと解釈できます。
しかしこの結果を、
「所得が少ないから、健康的な購買ができない!」
と、単なる「所得」の高低だけで判断するのは、短絡的だと思います。
なぜなら、所得が低くても、飲酒や喫煙の比率は多いわけですから・・・
重要なのは、「所得」というよりは「インテリジェンス(健康情報)」の違いのように思います。
近年、“ヘルス・リテラシー”ということが叫ばれています。
つまり、健康行動を導く、「健康知識」の問題です。
たとえ所得が低くても、同じ金額でよりカラダに害がないもの、体に良いものを選択することは可能ですね。
たとえば、
○清涼飲料水、よりも、お茶や水
○インスタント食品、よりも、スーパーのお惣菜
○タバコ、よりも、野菜ジュースやヨーグルト
○家でテレビ、よりも、公園で散歩
○エレベーター、よりも、階段
などなど・・・
つまり、「知識」と「選択」そして、「意識」の問題なんですね
あなたは、自分のカラダと細胞が、喜んでくれるような健康行動を選択できていますか