こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
高齢期においても、青年期や中年期と同様に、生活習慣病の予防や管理は重要ですが、中年期と高齢期では、生活習慣病に関するリスクファクターの影響の程度が大きく変化することをご存知でしょうか![]()
たとえば、血清コレステロール、肥満度、喫煙の影響の程度は、高齢層では低くなり、逆に、収縮期血圧については高くなるという研究成績が発表されています。
つまり、高齢期になると、「痩せている人」や「コレステロール値の低すぎる人」は、早く死んでしまっているのです。
概して、中年期は、生活習慣病の予防や早期発見・早期治療、つまり「病気の予防」がいちばんの健康対策ですが、高齢者は、「病気の予防」も大切ですが、むしろ、「老化そのものを予防する」という、新しい健康対策が必要になるのです。
これが、『メタボ対策』から『ロコモ対策』へと言われる所以です。
『ロコモ』とは、正確には、「ロコモーティブ・シンドローム(運動器不安定症候群)」のことです。
骨、関節、筋肉などの働きが衰えてくると、日常の生活動作が不自由になり、介護が必要になったり、寝たきりになる可能性が高くなります。
この要介護になる可能性が高い状態を「ロコモ」と言います。
日本整形外科学会では、『ロコチェック』という、ロコモーティブ・シンドローム
のチェック項目をつくっています。
○片足立ちで靴下が履けない。
○階段を昇るのに手すりが必要。
○15分くらい続けて歩くことができない。
○横断歩道を青信号で渡りきれない。
○家の中でつまづいたり滑ったりする。
○家の中でやや重い仕事が困難
(掃除機を使うなど・・・)
○2kg程度の買い物を家に持ち帰るのが困難。
以上7つのうち、1つでも当てはまる人はロコモの心配が・・・
ロコモを予防するためには、まず、しっかりと脚の筋肉を鍛えましょう![]()
脚の筋力は、30歳代がピークで、その後、60歳を過ぎたあたりから急激に低下することがわかっています。
長い時間持続して歩く「ウォーキング」も健康維持には良いですが、歩いているだけでは、将来歩けなくなるかも・・・![]()
筋肉を減らさないためにも、やや重めの重さ(10回程度しか反覆できない重さ)で、レジスタンス・トレーニング(筋トレ)をすることです。
週に2回のレジスタンス・トレーニングを実践することで、高齢者でも、筋力の増強が期待できます。
○レッグスクワット(立ち座り)
○レッグエクステンション(脚のばし)
○ローイング(後ろへ引く動作)
○アブダクション(外転)
○ベンチプレス(腕立て伏せ)
○アブドミナル(腹筋)
上記6種目の「筋トレ」が、少なくとも必要だと思います。
週2回の「筋トレ」で、”貯金”ならぬ”貯筋”をし、いつまでも元気で、楽しく仲間と旅行にも行ける、足腰の筋肉を蓄えておきましょう![]()