これ、何のことか、わかりますか
答えは、世界保健機関(WHO)が推奨する、1日の食塩摂取の量なんです。
この研究チームは、1990年~2010年に247の地域で塩分摂取と心臓病の関連を調べた107件の研究を解析しました。
「ヒトの体の血液や体液には、一定の濃度の塩分が含まれます。塩分は生命を維持するために必要ですが、必要最低量はわずかなものです」と、ハーバード大学公衆衛生大学院のDariush Mozaffarian氏(心血管病疫学)は指摘します。
調査では、成人の1日の食塩摂取量の世界平均は約10gであることが判明しました。これは、世界保健機関(WHO)が推奨する量の約2倍で、米国心臓学会が推奨する量(3.8g)の3倍に近い数字です。
ちなみに、日本人の塩分摂取量は、平成22年の数値で10.6g。
やはり、世界の推奨量の3倍以上ですね。
概して、食塩の摂取量の多い人ほど高血圧になりやすい傾向があります。また、日本人に脳卒中や心臓病、腎臓病が多いのも食塩摂取量が多いためとみられています。
厚生労働省が提唱する、「健康寿命の延伸と健康格差の縮小の実現に関する目標」では、平成34年度までに、日本人の食塩摂取量を8gにすることが目標となっています。
日本高血圧学会は、高血圧の予防のために、血圧が正常な人にも1日6g未満の食塩制限を推奨しています。特に糖尿病や慢性腎臓病の人には、心疾患などの循環器病や腎臓病の予防のためにも、1日6g未満の減塩を推奨しています。
日本人は、世界でも、塩分に対する嗜好が強いと言われています。
塩分は、加工食品やレストランでの外食、市販の弁当などの食事にも多く含まれてていて、塩にあふれた現在の環境で、減塩の努力することは簡単ではありません。
食塩、みそ、しょうゆなどの調味料を減らしても、塩分はパンや麺類、バター、ハムやかまぼこなどの加工食品、インスタント食品などにも含まれていますよね![]()
減塩に成功するためには、味付けや調理法を工夫することが、とても必要だということですね![]()
