こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


成人男性で、腹囲(ウェストサイズ)が85cm以上の方は、内臓脂肪が多く、いわゆる「メタボ」健診の第1条件に該当してしまいます。


これは、内臓脂肪面積100㎤に相当し、この値を超えると、糖尿病などの発症リスクが高くなる基準値とされています。


大阪大学大学院内科学・代謝内科学の岩橋博見氏らの研究チームは、内臓脂肪が溜まっていて、HbA1cが5.6~6.4%の男性では、糖尿病の発症率が高い傾向にあることを過去の研究で明らかにしました。



また、内臓脂肪が多く蓄積している男性は、体重を減らすことで、糖尿病の発症を予防できる可能性があるとし、研究チームは、体重をどれだけ減らせば効果を得られるかを、今回の研究で突き止めた模様です。


研究チームは、兵庫県尼崎市に在住している、内臓脂肪面積が100㎤を超えていて、HbA1cが5.6~6.4%、空腹時血糖126mg/dL未満または随時血糖200mg/dL未満の条件を満たす平均年齢が52.2歳の男性482人を、3年間追跡調査しました。


ちなみに、空腹時血糖値126mg/dL以上、随時血糖値200mg/dL以上、HbA1c6.5%以上の場合、それぞれ糖尿病型と判定され、2つ以上で糖尿病型と判定された場合に糖尿病と診断されます。


研究に参加した男性の3年後の2型糖尿病発症率は、体重が増加したグループで16.2%、減少したグループで10.1%という結果でした。


また、解析した結果、体重を4.3%以上減らしたグループでは、糖尿病の発症率が3.1%と低く抑えられており、体重が増加したグループに比べ明らかな差があることが示されました。


しかし、体重の減少率が「0~1.1%」「1.2~2.4%」「2.5~4.2%」であると、糖尿病の発症率はそれそれぞれ18.3%、10.1%、9.7%で、体重が増加したグループに比べ糖尿病の発症率があまり下がっていないことが分かりました。


よって、内臓脂肪がたまっている男性が2型糖尿病を予防するために減量は効果的で、少なくとも体重を4~5%%減らさないと、顕著な効果を得られないことが示されたわけです。


メタボが気になる男性が糖尿病予防にチャレンジする場合、少なくとも現有体重の4~5%の減量を目標に、食生活の改善と、適度な運動の実践をすること

が大切だということですねにひひチョキ