こんいちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
以前このブログで、『健康度自己評価』という、高齢者の健康度の心理的特質を評価する尺度を紹介しました。
『あなたは、普段ご自分で、健康だと思われますか
』
という質問に対して、次の4つのどれかで答えて頂きます。
①非常に健康だと思う
②まあ健康なほうだと思う
③あまり健康ではないと思う
④健康ではないと思う
その結果、①②の答えを選んだ、自分の健康度が肯定的な高齢者と、③④の答えを選んだ、自分の健康度が否定的な高齢者を、3年、5年、10年と追跡調査すると、否定的に答えた高齢者のほうが、肯定的に答えた高齢者と比べて、早く虚弱になり、早く死亡するという結果が出ています。
また、別の研究y結果もあります。
「自分はまだ若い」と感じている人は、健康に長生きする傾向があることが、英国のユニヴァーシティ カレッジ ロンドンの研究で判明しました。
この研究チームは、50歳以上の男女6,489人を対象に調査を行い、「自分を何歳くらいに感じているか」という質問をし、その後8年間にわたり参加者の健康状態を追跡して調査しました。
その結果、「自分はまだ若い」と感じていることが、健康状態や環境の変化、生活能力などにさまざまに影響することが判明しました。
参加者の生活年齢(実年齢)の平均は65.8歳だったようですが、自己評価して感じている年齢(評価年齢)の平均は56.8歳だった模様。
評価年齢が実年齢よりも3年以上若いと感じていた人は69.6%、評価年齢と実年齢がほぼ同じと感じていていた人は25.6%、実年齢よりも老けていると感じていた人は44.8%でした。
8年後に「自分は若い」と実感していた人の死亡率は25%低下していたことが明らかになった一方で、「年をとった」と実感している高齢者では、死亡率は上昇していました。
また、死亡率は、実年齢よりも老けていると感じていた人では24.6%だったのに対し、実感年齢が若いと感じていた人では14.3%、ほぼ同じに感じていていた人では18.5%でした。
さらに、がん、心臓病、糖尿病、脳卒中、関節炎など、加齢に伴い発症が増える病気との関連を調べたところ、がん以外は「自分は若い」と感じている人の方が状態が良いことが判明しました。
概して、”自分は何歳だと感じているか!”という評価は、悩み、病気、生活の活力、社会的活動など、さまざまな要因に影響します。
自分は、健康だ![]()
自分は、まだ若いと感じる![]()
こうした、自己効力感(セルフ・エフィカシー)の向上が、高齢者の健康寿命を延ばすことにつながるのですね![]()
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