こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
国際的な心理学者、マーティン・セリグマン教授の著書、『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福へ”』を読みました。
原題は、『Flourish』(豊かな可能性とその開花!)
概して、フロイトやユングのような伝統的な心理学では、私たちの“過去の原因”にフォーカスし、主に「人間の苦しみを和らげること」をテーマにしてきました。
また、アドラーは、“現在の目的”にフォーカスし、「私たちの選択と成長、幸福を実現する勇気」を唱えてきました。
セリグマンは、人生を最も価値のあるものにするために、“持続可能な幸福”とは何かという、ダイナミックで斬新な概念を掲示しています。
Fitness :身体的な健康
Wellness :全人的な健康
Wellーbeing:幸福の実現
というステージがあるとするならば、まさにwellーbeingのための心理学とその実践についての課題が語られています。
個人の幸福に留まらず、自分の才能を開花させ、他者と深く長続きする関係性を築き、世界に意義深い貢献をする・・・
そうしたことを可能とするものは何か!
何が、人をずっと幸せにするのか!
満足度と幸福度は、同じなのか!
セリグマンは、この問いに対して、とても科学的かつ実践的な方法で、アプローチしています。
アメリカ陸軍の「総合的兵士健康度プログラム」
ペンシルベニア大学の「ポジティブ心理学プログラム」などなど・・・
豊富な研究事例と示唆的なアイデアが詰め込まれた、読み応えのある一冊でした。