こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
高齢者の健康長寿において、病気の予防も大切ですが、老化そのものを予防することも、とても重要です。
具体的に言ううと、
転ばないこと(転倒予防)
ボケ」ないこと(認知症予防)
の2つが、大きなテーマとなってきます。
転倒の主な状況は、「屋外を歩行中に、つまずいた・すべった」というのが大半を占めています。
つまり、転倒予防のためには、「歩く能力を落とさないこと!」、「歩行能力を強化すること!」が、大切だということになります。
歩行能力の強化・低下予防のために必要な運動は、高負荷での筋力トレーニングです。
具体的には、10回程度しか反復できない、比較的高めの強度で、週に2回程度、下半身の歩くことに関係する筋肉を中心とした筋トレをするということです。
高齢者で、よく歩いている人がいます。
しかし、歩行中の運動強度は低負荷なので、高齢者が、歩いているだけでは歩けなくなる可能性が高いということです
つまり、ウォーキングは、適切に行えば、有酸素運動としての効果は高いですが、歩行能力を強化するための筋力トレーニングとしての効果はあまりないということになります。
豪州ニューサウスウェールズ大学の研究者らによる研究によりますと、座りがちな高齢者のためのウォーキングプログラムを作成し、自発的にこのプログラムを高齢者に実行させても、高齢者の移動可能性は向上したものの転倒の回数が減少するなどの作用は見られなかったという報告があります
イージーステップス研究と名付けられた本研究は、高齢者を対象にウォーキングプログラムを行い48週間観察した研究です。
386人の身体活動が不足した豪州シドニー近郊の地域社会在住高齢者を対象に、介入群とコントロール群に分けた無作為比較対象試験を実施しました。
介入群はプリントアウトされたマニュアルに基づいたウォーキングプログラムを、電話を通じたコーチングのもと48週間自律的に実践してもらいました。
また、コントロール群は、同じ期間で、転倒には無関係の健康情報を受け取り、月ごとの転倒カレンダーを用いて、48週間の転倒回数をカウントしました。
この研究の結果、上記の介入群と対照群で、転倒率についての統計的な有意差は見られなかったということです。また転倒しやすい人や何度も転倒した人の割合も、両群間で差異は見られなかった模様。
この研究結果によると、ウォーキングには転倒予防効果があるとは言えない様だと言えます。
高齢者が、『歩いているだけでは、歩けなくなる
』
高負荷での筋力トレーニングの実践が、とても重要だということですね![]()
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