こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


高齢者の健康寿命(元気で長生き)の指標として、『健康度自己評価』というものがあります。


『あなたは、普段ご自分で、健康だと思われますか!?


という質問に対して、次の4つのどれかで答えていただきます。


 ①非常に健康だと思う

 ②まあ健康なほうだと思う

 ③あまり健康ではないと思う

 ④健康ではないと思う


東京都老人研究所(現、東京都健康長寿医療センター)の調査によると、高齢者で、この「健康度自己評価で、①②の答え、つまり、自分の健康度を肯定的に答えている人と、③④の答え、つまり、自分の健康度を否定的に答えている人を、3年、5年、10年と追跡調査すると、否定的に答えた高齢者のほうが、肯定的に答えた高齢者と比べて、早く虚弱になり、早く死亡するという結果が出ています。


つまり、心身ともに健康なのに、「私は、よく風邪を引くから健康じゃないわ」というタイプの高齢者は、多少の障害や疾病を持っていても、「私は、日常のことは、まあだいたいできるので健康だ」と答えるタイプの人と比べて、早く虚弱になる可能性が高いということです。


多少、健康についての不安があっても、「まあ、私は健康だな!!」とお思う心理・自己評価が、健康寿命を短くしないということです。


これは、自分の自己評価に対するその後の健康度との関係です。



次に紹介するのは、母親の自己評価が子供の脳のストレスに与える影響についてです。


アメリカのボストン小児病院の報告によりますと、母親が自分の社会的地位をどのように捉えているかによって、子供の脳の発達やストレスレベルが変わってくるということです。


調査は、8.3~11.8歳の子供38人とその母親を対象に行われました。


母親の自己評価が低いと、子供の唾液中のストレス・ホルモン(コルチゾール)のレベルは高く、脳の海馬の活動は鈍くなることがわかりました。


しかも興味深いことは、これは、「母親の自己評価」のみに依存し、実際の母親の社会的地位とは関係がなかったというところです。


実際に状況は別として、自分の健康や社会的地位についての自己評価が必要以上に低いと、自分の健康のみならず、子供のストレスレベルにも影響を与えるとは、ビックリですね!!


セルフエフィカシー(自己効力感)を高くもつことが、大切なのかもしれませんねにひひチョキ