こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


生活習慣病を予防し、健康寿命を伸ばすためには、「低繊維・高脂肪」の食事から、「高繊維・低脂肪」の食事にシフトすることが重要です。


具体的に言うと、野菜や果物、海藻類やキノコ類の摂取を増やすことです。


欧米では、1990年代から、健康の為に野菜を1日に5皿は食べることを推奨する、“5 A DAY”キャンペーンが行われています。

これに関連し、中国の山東大学・華中科技大学と米国のハーバード大学・国立衛生研究所は、1日に7皿(ポーション)以上の果物や野菜で死亡リスクが最も低くなるという研究結果を『BMJ疫学・地域保健』で発表しました。


しかし、本研究によると5皿以上でも、同等の効果が期待できるとし、1日5皿以上の野菜・果物の摂取を推奨しています。


果物や野菜の消費量を増やすと、心血管疾患やがんによる死亡リスクが低下することを示すエビデンスは、研究フィールドではどんどん増えています。


しかし、その結果は必ずしも一致していないのが実情です。

そのため研究チームは、計833,234名の参加者と56,423件の死亡を含む16件の研究結果を分析し、果物や野菜の摂取量と全死亡と全死因・心血管系・がんによる死亡リスクとの関連を検討しました。

バイアスを最小限にするため、研究デザインや品質の差を考慮して研究した結果、果物や野菜の消費量が高いと全死因による死亡リスク、特に心血管疾患による死亡リスクが低下していたことを突きとめました。

その結果、全死因による平均死亡リスクは、1日における果物や野菜消費量が1皿増えるごとに5%低下し、心血管死のリスクは果物や野菜が1皿増えるごとに4%減少した模様。

しかし研究チームは、1日5皿辺りに「しきい値」があり、それ以上食べても死亡リスクがさらに減少することはないことも明らかとしました。

これとは対照的に果物や野菜の消費量の高さは、がんによる死亡リスクとの明らかな関連はなかったということです。

研究チームは「適切な量の果物や野菜を食べるアドバイスを提案するだけではなく、肥満・運動不足・喫煙・アルコール摂取量の多さががんのリスクに与える悪影響をさらに強調すべきだ」と示唆しています。


健康寿命を伸ばすために、1日5皿を目標に、野菜・果物を摂取するように、心がけましょう!!