こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


書籍本、『ばあちゃん、介護施設を間違えたら、もっとボケるで!』(ブックマン社)を読みました

介護認定者、その家族、ケアマネージャー、在宅医、介護施設と介護スタッフ等を取り巻く現状と問題点が、リアルに書かれていて、これからの介護と介護予防の方向性がはっきりと見えてきます。


「介護施設を間違えたら、もっとボケるで!」
「変なケアマネさんの言うなりになると、もっとボケるで!」
と言う、著者のコメントにから、介護業界の現状の一端が浮き彫りになります。


介護は、誰のためにあるのか!?

認知症のために処方された薬は、果たして本人のためなのか!?


認知症は、社会的な見方をすれば脳の病気ではなくて、社会との関係性の病気だと解釈する筆者の立場に立てば、物忘れが激しくなり、自分がどうなっていくのかわからないという不安と恐怖がベースにあって、人との関係性が上手く築けなくなることが一番の問題だということになります。


徘徊している多くの人には、ちゃんと理由があります


目的があって外に飛び出すけれど、途中でその目的を忘れてしまうのです。


まだまだ自分で歩ける人を閉じ込める

寝たきりになる

 ↓

自分で食べられ無くなる

 ↓

ボケがもっと進む

 ↓

そして、胃ろうを造りましょうという話になる



人間の尊厳は、「動くこと」、「食べること」、そして「楽しむこと」。


理由も分からず薬を飲まされ、決められた時間に食事を強制され、徘徊しないように部屋の外側から鍵をかけられたら、人はどのような反応をするでしょうか!



あなたは、将来、決められた時間に食事と薬を与えられ強制的に眠らされる、「ブロイラー介護」を必要とする生き方を選びますか!!


それとも、死ぬまで自分の足で歩き、食事と移動の自由を確保し、新しい発見と感動と触れ合いの「放牧地鶏」の生き方を選びますか!!


介護の本質、そして、介護予防の重大性を再確認した、感動の一冊でした。