こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
メタボや生活習慣病の元凶は、肥満です。
特に、中年期の肥満は、生活習慣病のリスクが高くなります。
しかし、高齢期(特に75歳以上)においては、痩せている高齢者から、早く虚弱になり、死亡しています。また、若年期(10~20歳代)の女性の「やせ」の問題も深刻な社会問題となっています。
つまり、「肥満」も問題ですが、「やせ」も問題なのです。
カナダの聖ミカエル病院とリ・カ・シン知識研究所からの報告によると、大人であれ胎児であれ、「やせ」は肥満と同様に死亡リスクが高くなる原因となるようだということです。つまり、低体重であることと死亡リスクが高くなることは、大人にも胎児にも当てはまるということです。
これは、喫煙・アルコールの使用・肺疾患などの要因の影響や、慢性または末期疾患の成人を除外しても、同様であったらしいです。
今回、ジョエル・レイ博士率いる研究チームは、カナダはオンタリオ州のBMI(体格指数)と、あらゆる原因による死亡の関連の他、新生児体重と死産に関する51件の研究をメタ分析しました。
その結果によりますと、BMI値が18.5以下の「低体重」の成人は、BMI値が18.5~24.9の「普通体重」の成人に比べ、死亡リスクが1.8倍高かったということです。
BMI値が30~34.9の肥満者では、死亡リスクは1.2倍であり、BMI値が35以上の重度肥満者は1.3倍という結果でした。
研究チームは、単にがんや慢性肺疾患や心不全が原因で低体重だった人々を除外するために、5年以上追跡調査した研究を対象としました。
一般的な低体重の原因は、栄養失調・大量のアルコールや薬物使用・喫煙・低所得・メンタルヘルス・健康管理の悪さ等であったようです。
「BMIは体脂肪だけでなく、筋肉量も反映している。医療や公衆衛生のイニシアチブにBMIを引き続き使用する場合は、丈夫で健康な人はある程度の体脂肪と、十分な骨と筋肉があることを認識しなければならない。 過剰な体脂肪の害に焦点を当てるのであるなら、BMIでなくウエスト周囲径といった適切な方法を用いるべきである」とレイ博士は述べています。
生活習慣病予防のための肥満対策は重要な施策ですが、健康長寿のための痩せ予防対策も大切だということですね![]()
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