こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
曽野綾子さんの新著、
『人間にとって成熟とは何か』(幻冬舎新書)を読みました。
人間の心の中の、
○正しいこと・間違ったこと
○善いこと・悪いこと
○本音・建前
○実存・虚構
○光・闇
などについて、
世界中を自分の足で回ってこられた曽野綾子さんの、力強い視点から捉えた、歯切れの良いメッセージがとても印象的です。
人間の品格とは![]()
人間の成熟とは![]()
後半の人生を生きていく上において、とても重要なテーマです。
本書の中で、私が印象深く感じた一節を紹介したいと思います。
品格と本当の意味での自由について書かれた部分です。
曽野綾子さんからの、とてもパワフルで現実的なメッセージです![]()
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品を保つということは一人で人生を戦うことなのだろう。
それは、別にお高く止まる態度をとることではない。自分を失わずに、誰とでも穏やかに心を開いて会話ができ、相手に同感するところと、拒否すべき点とを明確に見極め、その中にあって決して流されないことである。
この姿勢を保つには、その人自身が、川の流れの中に立つ杭のようでなければならない。
この比喩は決してすてきな光景ではないのだが、私は川の中の杭という存在に深い尊敬をもっているのである。
世の中の災難、不運、病気、経済的変化、戦争、内乱、すべてがボロ切れかゴミのようになってこの杭に引っかかるのだが、それでも杭はそれらを引き受け、朽ちていなければ倒れることなく端然と川の中に立ち続ける。
これがほんとうの自由というものの姿なのだと思う。この自立の精神がない人は、つまり自由人ではない。
(本文より・・・)
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