こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


認知機能を高めるためには、次の3つの脳の力を刺激するような活動が効果的であることが実証されている。


○計画力(手順や段取りをする力)

○エピソード記憶(自分の最近の出来事を思い出すこと)

○注意分割能力(複数のことを同時に考え行う力)


具体的な活動としては、ウォーキング、旅行、料理、園芸、パソコンの学習などが挙げられるが、その中でも、パソコン、特にSNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)を使った活動が高い効果を発揮しています。


SNSを利用するには、そのルールを理解し、論理的に考えたり、試行錯誤したりすることが必要になります。


また、他人との社会的交流の要素も含まれており、思考、意思、創造に関する前頭葉の動きが活発になるわけです。


アリゾナ州立大学の研究チームは、68~91歳の高齢者14人を対象に、パソコンの活用が認知能力にどのように影響するかを調査しました。


研究の参加者を、①SNSに取り組むグループ、②パソコンで日記をつけるグループの2つに分けて比較しました。


①のグループには、フェイスブックの使い方をレクチャーしました。参加した高齢者はそれまで、インターネットでのSNSの利用経験がほとんどなかったので、グループ内でSNS上の「友人たち」を作るよう指示し、1日1回以上の投稿をするよう依頼しました。


8週間後に、認知能力を調べるテストを行ったところ、①のSNSに取り組んだグループでは、認知能力が25%も改善していましたが、②のグループでは、特に変化はみられなかったということです。


パソコンのオンライン日記とSNSの間には、大きい違いがあります。


SNSの利用者は、投稿記事の項目を作成し、それをセーブします。。また、常に新しい情報を追加し、古い情報を見直したり、書き直したり、削除する作業を加えることもできます。


「SNSで作成したコンテンツは不特定多数の他人に読まれ、他人の発信した情報も見ることもでき、双方向的な交流ができます。こうした作業により認知力、記憶力、観察力、注意力が鍛えられ、脳のトレーニングになります」と、アリゾナ州立大学心理学教授のジャネル ヴォルトマン氏は説明します。


SNSに似たメディアとして、オンライン・ゲームがあります。


よくできたオンライン・ゲームであれば、SNSと同様に認知力の向上に役立てられる可能性があるようですが、認知症の予防になるかというとまだその効果が明らかにはなっていません。


「単なるゲームだけでは、しばらくプレイすると退屈してしまうでしょう。ソーシャル機能が追加されれば、より興味が持続し精神的な活動が活発になる可能性があります」と、ヴォルトマン氏は指摘しています。


脳の健康のためには、毎日少しずつでも脳の活性化に取り組むようにするのがポイントです。


「フェイスブック」のようなSNSを使い、旅行先で撮ってきたデジカメの写真を編集し、文章とともにSNSに投稿したり、趣味の仲間で旅行先での出来事をシェアし合うといった、包括的で創作的なアクティビティが、認知症予防にはいいわけですねにひひパー