こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
今日の東京は、快晴
ですが、とても寒く、風
の強い日ですね![]()
日頃、ダイエットやメタボ対策などのフィットネス・カウンセリングをしていて思うことは、「傾聴」の大切さと難しさです。
つまり、相手をまず理解し、受け入れようとする心構えです。
普段、相手が話しているとき、ほとんどの場合、私達は次の4つのいずれかのレベルで話を聞いています。
○レベル1・・・無視する
○レベル2・・・聞くふりをする
○レベル3・・・選択的に聞く
○レベル4・・・注意して聞く
○レベル5・・・感情移入して傾聴する
カウンセリングという最も高い傾聴のレベルとなると、ここに「感情移入」が加わってきます。
ここでいう感情移入は、「積極的な傾聴」と「反映的な傾聴」のことで、単に相手の言葉をオウム返しに繰り返すテクニックのことではありません。そういう傾聴は、スキル中心で、人格と人間関係の土台から切り離されたものであり、かえってクライアントを侮辱することにもなりかねません。
感情移入とは、相手の見地に立ち、相手の立場から物事を眺め、相手が見ている世界を見ることであり、相手の価値観を理解し、相手の気持ちを感じとることなのです。
つまり、感情移入の本質は、相手にただ賛成することではなく、感情的にも知的にもその人のことを正確に理解しようとする態度だと言えるでしょう。
また、カウンセリングを、その教育形態から考えると、次の3つのスタイルに別けられます。
①専門家指導型
専門家の意見が重んじられる従来型のカウンセリングスタイルで、指導者と生徒とい
う関係になりやすい。指導者のアイデアを押し付けやすくなり、また、個性をあまり考慮しない一般的な情報提供に留まりやすくもあります。
カウンセリング中、半分以上の時間、カウンセラーが発言している傾向があります。
②提案・交渉型
意思の最終決定はクライアントにありますが、専門家も提案し、双方が話し合い(交渉)ながら、プログラムを計画する交渉型のスタイルです。カウンセラーとクライアントは対等であり、お互いが協調して最善で効果的な健康行動の計画・実施に導きます。
カウンセリング中、半分以上の時間、クライアントが発言している傾向があります。
③対象者自己決定型
対象者本人が、自分のおかれている現状を認識し、生活習慣の改善を自らが選択し、行動変容を思考していくスタイルです。カウンセラーはあくまでもそのヒントを与え、クライアントが新しい健康行動を自己決定することをサポートしていきます。
②同様、カウンセリング中、半分以上の時間、クライアントが発言している傾向があります。
この3つのカウンセリング・スタイルのうち、ダイエットやメタボ対策で成功率が高いのは、3番目の対象者自己決定型だと感じます。
つまり、①権威のあるベテランの「先生」から指示されるのでもなく、また、②カウンンセラーと実施計画の落とし所を探るのでもなく、③自分本人が「こうしよう!」と自己決定し、自分で自分に約束(誓約)するのです。
できれば、自分や家族、職場の仲間に宛てた「行動計画誓約書」を自ら書き、有言実行するような儀式(イニシエーション)を意図的に作るのも効果的です![]()