こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


肥満には、「遺伝的要因」と「環境的要因」の両方が関与していますが、概して、遺伝的要因は20%程度、環境的は80%前後だと言われています。


つまり、太ってしまった理由の大半は、先祖や親のせい(遺伝)ではなく、自分の今までの生活習慣(環境)が大きく左右しているというわけです。


しかし、『両親が肥満の家に生まれた子供の80%は、肥満になる。』という調査結果もあります。


これだけを見ると、前述の「遺伝20:環境80」という割合が、反対のようにも思えてきますねにひひ


でも、遺伝的要因と環境的要因の割合は、あくまでも「20:80」!!


とかく、両親が肥満の家庭では、


○大食いで高脂肪食

○間食をよくする

○運動不足であまり動かない


といったライフスタイルが目立ちます。


つまり、「遺伝」よりも、「太りやすい生活習慣」を受け継いでいるということなのです。


なので、その家で飼っている、ペットの犬や猫も、実は太っていたりしますえっ


肥満になる原理は、『カラダが消費する以上のカロリーを摂取すると起こる。』ということですが、最近の研究で、基礎代謝で使われるエネルギー量は、「肥満遺伝子」と呼ばれる遺伝子によって、ある程度左右されることも分かってきました。


そして、


「肥満の遺伝因子をもつ人が、“自分には肥満の遺伝因子がある”と事前に知っていれば、高カロリーの食品を避けるなどして、肥満につながりにくい生活習慣を選べるようになるかもしれない!?」。


こういう仮説が、考えられますねにひひ


ハーバード公衆衛生大学院で、次のような調査研究がなされました。


研究チームは、1980年代と1990年代に開始された3つの研究に参加した3万3,000人以上のデータを解析するとともに、参加者に、食事や清涼飲料などの嗜好食品についてもアンケート調査しました。

また、参加者には、ゲノム(遺伝子)情報も提供しており、肥満に関連する32の遺伝子マーカについても解析しました。


さらに、遺伝マーカの数やタイプにもとづき、遺伝の遺伝的な疾病素因についてスコア化を実施しました。

その結果、肥満遺伝子の素因のある人は、肥満の頻度が高いことが示されると同時に、高カロリーの清涼飲料を好んで飲む人ほど、その傾向は強まることが分かったそうです。


高カロリーの清涼飲料を月に1杯未満飲む人では35%、1~4杯飲む人では59%、1日に1杯以上の飲む人では235%に、肥満リスクがそれぞれ上昇していました。

高カロリーの清涼飲料の多くは、風味や飲みやすさで嗜好を刺激し、どれだけ飲んでも飲み足りないという点が共通しています。


そうした高カロリー食品への嗜好が強いことが事前に分かれば、砂糖の代わりに低カロリー甘味料を使用するなどして、肥満に対して有効な対策を施すことができるようになる可能性が高いですねにひひチョキ