こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。


仕事柄、「メタボ対策」や「肥満改善」、「ダイエット」の相談をよく受けます。


ブログでも何回かご紹介したように、「肥満」とは、脂肪皮下脂肪が過剰に蓄積した状態のこと、つまり、脂肪が多い状態のことです。


したがって、単に、体重が多いことや、見た目に太く見えることとと「肥満」は、必ずしも同じではありません。


体型や体重が同じ人どうしでも、肥満の人もいれば、筋肉質タイプの人もいます。


自分が肥満かどうか、肥満に近づいているのかどうかは、「体脂肪率」や「内臓脂肪量」などを測定し、客観的に評価することが大切ですねにひひ


身体の中で、脂肪は、主に次の3つの場所に蓄積しています。


 ①皮下脂肪

 ②内臓脂肪

 ③血中脂肪


①皮下脂肪は、二の腕、お尻、脇腹など、皮膚の下にある脂肪のことで、指でつまむこと事ができます。


②内臓脂肪は、その名の通り、内臓のまわりに蓄積されている脂肪のことです。皮下脂肪よりも、比較的「生活習慣病」との関係が深い脂肪です。



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内臓脂肪は、蓄積されるのも早いですが、分解されるのも早いという性質を持っています。「貯めやすく、使いやすい」ということから、貯金でいえば、「普通預金」のようなものです。食事の工夫や運動の実践で、比較的改善しやすい脂肪です。

また、男性は、ホルモンの関係で、皮下脂肪よりも内臓脂肪を蓄えやすい性質がありますので、体脂肪率が同じなら、女性に比べて内臓脂肪が大きくなる傾向にあります。


そして、もうひとつ、忘れてはいけないのが、


③血中脂肪です。


二の腕の「皮下脂肪」や、お腹周りの「内臓脂肪」は、見たり触ったりすれば、多いか少ないか、何となく判断できなくもないですが、血中脂質は、身体の外からは見えませんね!


なので、健康診断や血液検査によって、数値では把握しておくことが重要です。


みなさんは、自分の「血中総コレステロール値」や「中性脂肪値」を最近測ってご存知でしょうか?


1960年代は、20~40歳代の日本人とアメリカ人を比較すると、アメリカ人の方が、断然コレステロール値が高かったのですが、2000年以降は、その差がほぼなくなり、日米両国の20~40歳代の血中総コレステロール値は、何と同レベルになっています。


あなたも知らないうちに、「ドロドロ血血」になっているかも!?


血中総コレステロール値の基準値は、「140~220mg/dl」程度で、これが、300を超えると「脂質異常」となります。また、中性脂肪の上限は、「150mg/dl」となります。


血中のコレステロールは、「LDLコレステロール(悪玉)」と「HDLコレステロール(善玉)」の2種類に分けることができます。LDL(悪玉)コレステロールは、酸化されると、「過酸化脂質」となり、血管壁にこびり付き、動脈硬化を引き起こします。逆に、HDL(善玉)コレステロールは、血管に付着した「過酸化脂質」をはぎ取り、血中から肝臓へ運ぶ働きをします。


つまり、HDL(善玉)コレステロールは、血管内の油汚れをお掃除する役割を果たしてくれているのです。


また、血中の「中性脂肪」が増えると、糖尿病や心臓病のような循環器系の疾患を引き起こすリスクになります。


おもしろいことに、中性脂肪とHDL(善玉)コレステロールは、シーソーのような関係にあり、中性脂肪が増えると、HDL(善玉)コレステロールが減る傾向にあります。


脂質異常、つまり「ドロドロ血」の診断基準は、次の通りです。


 ●LDLコレステロール:140mg/dl以上

 ●HDLコレステロール: 40mg/dl未満

 ●中性脂肪(TG)   :150mg/dl以上


この3つの基準のうち、どれか1つでも該当すれば、あなたは「ドロドロ血」ということになります。


さらに、「脂質異常」(ドロドロ血)に、高血圧、血糖異常(糖尿病)、喫煙、加齢、男性、「心疾患の家族歴などのリスクファクター(危険因子)が重なると、高い確率で「心臓病」を発症することになります。


少なくとも、年に1回の「健康診断」を確実に受診し、各データの増減をしっかりと認識することが大切ですねにひひ