こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
前回に引き続き、認知症予防のお話です。
認知症の中核症状である「記憶障害」が進行すると、
○最近の出来事が思い出せない
○同じ質問を何度も繰り返す
○ものをよく置き忘れる
といった行動が増え、家族や周囲の人をイライラさせたり、家族から煙たがれる場面が増えてきます。
本人は、自分では何度も質問を繰り返しているという実感はなく、どうしてみんながイライラしているのかが理解できず、むしろ本人が困惑するケースも多く見受けられます。
また、失語、失認、実行機能低下などの認知機能が低下すると、日常生活の中で、以前のようにうまくできない場面が多くなり、自分では解決できないので、
○どうしていいか、わからない
○昔のように上手にできない
と感じます。
こうした状況に中で、家族から強い言葉で何度も注意されたり、叱られたりすると、叱られたという印象だけが残ってしまい、不安ややるせなさが募り、本人もイライラしたり不機嫌になったりしてしまうことが多くあります。
中には、「自分は置き去りにされるのではないか」と思いこんで、その後の行動が消極的になったりします。
そこで、家族や周りの人にとって大切なことは、『認知症は、病気である』ということを理解して、本人の気持ちに寄り添った対応を心がけることですね![]()
「何が正しいか」を追求するのではなく、
「どうしたら円滑・円満にことが運ぶか」を優先することです。
○本人のペースに合わせる
○本人の思いを理解する
○安心できる環境をつくる
○話を傾聴、共感、受け入れる
ということが、重要です。
日頃から、家族関係を密にし、音楽をかけたり趣味の活動を通して、リラックスしてもらいましょう![]()
たとえ、間違ったことをしたり話したりしても、すぐに訂正や説得はせず、いったんは受け止め、「座ってテレビでも見ましょうか!」などと提案して、場面を切り替えるのも効果的です。
また、わかりやすく、やわらかな口調でゆっくりと話して下さいね![]()