こんにちは、ウェルネス・コーディネーターのToshiです。
普段、フィットネス・インストラクターと一緒に仕事をすることが多いのですが、それに加えて、エステティシャンの女性たちとの接点も多少あります。
エステティシャンと話をしていて、よく起こるコミュニケーション・ギャップがあります。
それは、『痩せる』ということを、どう考えているかということです。
たとえば、
○サウナで2kg痩せた
○リンパマッサージで小顔になった
○脂肪の揉み出しで、ウエストが3cmスリムになった
エステの世界では、こういった表現がまだ目に付きますが、これは、本当に「痩せる」ということなのでしょうか![]()
世界肥満学会によると、『肥満とは、身体に脂肪が過剰に蓄積された状態』と定義され、具体的には、BMI(体格指数)が25以上の人を肥満と判定します。
また、
○体脂肪率が、男性:20%、女性:30%以上
○ウエスト/ヒップ比が、男性:1.0、女性:0.8以上
○腹囲(ウエスト)が、男性:85cm、女性:90cm以上
など、いくつかの判定基準があります。
つまり、肥満とは、必要以上に「脂肪」が多い人のことで、単に「体重」や「見た目」だけでは判断できないということなのです。
この前提にたって、「痩せる」ということを定義すると、『痩せるとは、余分な脂肪が燃焼することで、カラダが引き締まること』となるのではないでしょうか。
概して、フィットネスの立場では、「痩せる」とは、脂肪が燃焼すること、あるいは、筋肉が発達することによって、カラダが引き締まることを「痩せる」と考えます。
しかし、一部のエステティシャンは、原因はともかく、カラダの一部分が、一時的にスリムに(細く)なることを、「痩せる」と表現している場合があります。
「痩せる=シェイプアップ」と考えるか、「痩せる=サイズダウン」と考えるか!
ここに、コミュニケーション・ギャップが生まれるのです。
「痩せる=シェイプアップ」と考えた場合、運動などによって脂肪が燃焼するのは、カラダ全身くまなくということがメカニズムとなりますので、腹筋運動だけをしたからといって、お腹周辺の脂肪だけが使われるということは、考えられません。
つまり、意図的に、この部分の脂肪だけを使ってやろうということは、不可能、つまり、いわゆる「部分痩せ」は不可能という立場です。
フィットネスの世界では、このことを「痩せる」とは言いません。
私は、フィットネス・インストラクターやエステティシャンの人達と話をする場合、この「痩せる」ということの定義を確認・相互理解したうえで、コミュケーションするようにしています。
何事にも、自分の「立ち位置」、どういうスタンドポイントに立って語っているのかって、コミュニケーションと深めるうえで、とても大切だなぁと常常感じます![]()
ハイ